外資系2.0という生き方

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モルディブ日帰り旅5:いよいよ出発~充実のステイ&モルディブでも見られたあの国の影響

モルディブにおよそ10時間という半日滞在してきました。モルティブといえばハネムーンで一生に一度水上コテージなどのリゾートステイというイメージですが、実はその気になれば半日でも気軽にステイできる場所なのです。短時間の滞在とはいえ充分に充実した旅となりました。その様子をレポートします。

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モルディブ到着から約8時間 空港に戻って来ました 

大変充実した半日滞在となりました。空港から首都マレ本島に渡り、更には北側のフールマーレ島も散策した後、バスに乗って再度空港に戻って来ました。

すっかり夕暮れとなり、朝到着した時とはまた違った雰囲気と景色を味わうことができます。

 

 

様々な顔を見せてくれたモルディブ

やはり印象深かったのは首都マレの散策ですね。3度目のモルディブにして普段人があまり行かないような場所に(首都なんですけどね。笑)マレ自体も初めてではなかったものの今回は様々な視点を持って散策することができました。

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そしてここにもやはりあの国の影響が

あの国とはもちろん「中国」ですね。世界中を旅していて、中国が世界各地で影響力を高めているのを実感しています。これは現政権の「一帯一路」構想が着実に実施されつつあることを意味しています。

今回あえてリゾートステイではなくモルディブの中央3島を滞在してみましたが、その際島々をつなぐ橋を利用しました。

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空港のある島を含むマレの主要3島を結ぶ橋が完成したのは最近のことのようです。この橋の名前は「China Maldives Friendship Bridge(中国モルディブ友好の橋)」と名付けられていいて、橋のふもとには中国の協力が如何に大きなものであるかを示すパネルが何枚も掲示されていました。モルディブだけで無いですが、中国が世界中に布石を置こうとしてるこの動きはここ南インド洋の島国にも手が伸びていたんですね~。さすが中国政府…したたかです。

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Sankeiニュースより

 空港出発する頃にラウンジのお兄ちゃんが「行ったことないけど日本は好きだ」とカタコトの日本語交じりで話してくれたことを思い出しました。

もしかすると、半世紀後中国の支援を受けた社会で育った子供たちがオトナになるころ。日本と中國のイメージは逆転しているのかもしれません。

世界中を旅していると、日本人の馴染みのない国でいかに中国が影響力を持とうとしているのか、あちこちで感じることがあります。

 

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Maldives Times より

中国政府は自身の戦略を着々と実行しているわけですが、日本人としてもせめて恥ずかしくない行動ととらなければいけない…と改めて感じる時でした。

 

短時間滞在でもここまで楽しめる

さていかがでしたでしょうか?5回にわたりお届けしてきましたモルディブ半日旅。今までも一泊で様々な場所への旅をレポートしてきました(ミャンマーアイスランドメキシコシティ等)1週間でスペイン7都市の旅も数か月前にご紹介しましたね。

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私は何も弾丸旅行が好きで、これをおすすめしているわけではありません(笑)ですが、時間が無いことを言い訳に海外旅行を諦めてしまっている人がいるのなら、本当にもったいないことだと思っています。世界最強のパスポートを手にして生まれた我々日本人。せっかくなのでいろいろ見て楽しんでみてはどうでしょうか?

実際世界中の富裕層と言われる人たちは旅の時間をしっかり確保しています。拙著外資系エグゼクティブ最強の仕事術100」でも一部ご紹介させていただいています。

そして間もなく発売の新著「人生を変える海外旅行術」 では更に詳しくお伝えする予定ですのでどうぞお楽しみに!

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モルディブ日帰り旅4:フールマーレ島を散策

モルディブにおよそ10時間という半日滞在してきました。モルティブといえばハネムーンで一生に一度水上コテージなどのリゾートステイというイメージですが、実はその気になれば半日でも気軽にステイできる場所なのです。短時間の滞在とはいえ充分に充実した旅となりました。その様子をレポートします。

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フールマレー島に移動!

首都マレ本島での散策をひとおおり終えたら次は空港周辺の主要3島の残りのひとつ、北側のフールマレー島を目指します。

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もともと予定になかったのですが、空港到着時にラウンジのお兄さんが「是非訪れてみるべきだ」という推奨を受けていくことにしました。そこに行けばよりリアルな地元住民たちの生活が垣間見られるというのです。マレ本島とどのような違いがあるのでしょうか?楽しみです。

 

フェリーで一気にフールマレー島へ

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マレ本島からフールマレーへの行き方は、空港で聞いてみたところ、海路(フェリー)と陸路(バス・タクシー)があるようでした。行きは海路、帰りは陸路というのがなんとなく思いついたアイデアで実行してみました。

フェリー乗り場からフールマレー島行のフェリーを探すのは何の問題もありませんでした。空港の島からマレ本島に来た時のようなむき出しの船ではなくて、エアコンがしっかりきいたドア付きの船でした。

途中空港のある中央島を横目に海を渡り、20分もすればフールマレー島に辿り着きます!そしてそこには驚きの光景が!

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特に何もない島!

そうなんです!特にこれといって何もありません!フェリー乗り場に到着したもののその前には公園が広がっており、ちょっとしたジューススタンドのような店がある程度でした。

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是非フールマレー島の中心部に行ってみたいと思いましたが、地図でみたらバスやタクシーに乗るほどの距離でもなさそうですので、歩いてみました…。20分もあるけば広大な公園の先にある中心部に辿り着きます。けっして長距離ではないのですが…暑さがこたえます。そしてフールマレーの中心部には更に驚きの光景が!

 

いよいよ何もない!

そうなのです中心部にちょっとしたショッピングセンターやレストランが数件立ち並ぶエリアはあるものの、その数や規模はマレ本島とは比べ物になりません。カフェで軽くお茶して過ごしました。

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そしてどうやら本当に何もなさそうなので(笑)空港に戻ることにしました。

カフェの店員に聞いたところ、バスが便利というので近くのバス停に向かいます。ところが…なかなか来ないバス(笑)地元の人たちと一緒に待つこと20分くらいだったでしょうが、ようやく来たバスのドライバーさんに「空港行かどうか」尋ねたところ…「空港に直接行くバスは数が少ない。このバスもマレのバスターミナルに行く。一旦そこから空港行のバスに乗り換えてはどうか?」と教えてもらいました。まさかこんな狭い国で乗換する羽目になるとは…(笑)

しかし本当のトラブルはその直後でした!

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バスに乗るには「バスカード」が必要!

モルディブのバスはバスターミナルで切符を買って乗る場合以外…つまり途中のバス停から乗る時には現金は使えません。プリペイド式のバスカードが必要なのです。しかもそれはバスの車内では買えません!えええ~どうしたらいいの!?

バスのドライバーさんに「外国人旅行者だから持ってない。現金で払えないか?」と尋ねたところ答えはNOでした…ただし「他の乗客の誰かが助けてくれるんじゃない?」ということで、乗り口すぐの席に座っていた50歳位の女性に声かけてみました。

事情を説明したところ、ほぼ無表情でバスカードを差し出してくれ、使っていいよとのことでした。借りたバスカードをタッチし無事バスは走り出しました。そして驚いたのはその人の次の行動です!

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バスおごってもらうなんて!

バスカードを貸してくれたその女性に、バス運賃を現金で支払おうとしたところ、いらないというのです。無表情のままでそのやり取りは行われました。確かに金額にすると50円位でしょうか、金額はともかくです。現地の住民の人たちの生活物価も分かりません。いずれにせよその女性は、こんな形で旅行者である私を助けてくれたのです。笑顔などのお愛想は無かったものの、その親切は気持ちは充分に伝わって来ました。じ~んと嬉しかったです。何度も御礼を伝えたのは言うまでもありません。

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バスはマレに

そのままバスに運ばれて一旦マレのバスターミナルに到着、そのまま空港行のバスを待ち空港に向かいます。バスターミナルのカフェではミルクシェイクをいただきながらバスを待ち、空港に到着したのは夕方6時…夕暮れ時でした。朝の9時に空港到着してから9時間後のことでした。

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こうしてモルディブのマレを中心とした都市部滞在を終えました。フェリーとバスを乗り継ぎ、自分の足で散歩し、地元の人が行くようなカフェで食事をして…これだけでもモルディブに多い旅行者たちとは大きく違った行動を取った気がします。

先にお伝えした、モルディブという国が抱える国家問題。

そしてその問題解決にやはりあの国が大きくかかわっているのを知るのです!

(次回は「あの国」の影響が遂に登場)

 

 

 

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モルディブ日帰り旅3:首都マレを散歩

モルディブにおよそ10時間という半日滞在してきました。モルティブといえばハネムーンで一生に一度水上コテージなどのリゾートステイというイメージですが、実はその気になれば半日でも気軽にステイできる場所なのです。短時間の滞在とはいえ充分に充実した旅となりました。その様子をレポートします。

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いよいよ空港を出発!

空港に到着して半日しかないというのに1時間以上はこのラウンジで店員さんとしゃべりながらぐだぐだ時間を費やしました(笑)

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満を持して空港から一歩歩き始めます。やっぱり海のキレイさはさすがです。青が濃く透明度の高いきれいな海が広がっています。もうこの海を眺めながら半日お茶して過ごしてもいいと思えるほどでした。

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フェリー乗り場から散歩スタート! 

マレ本島ヘはフェリーを使う海路と、バスを使って橋を渡る陸路があります。このきれいな海をみていると海路で行きたくなりました。

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フェリー乗り場でチケットを買い船を待ちます。船は窓の無いタイプで海風を直で受ける気持ちよいものでした。フェリー自体は観光客が利用することはほとんどないようで、地元の人の足になっているようでした。15分ほど海風にあたっているとマレのフェリーターミナルに到着です。

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首都マレ本島散策開始! 

 

実はマレ本島に来たのも初めてではありませんでした。10年ほど前にモルディブを訪れた際、その時はリゾート島滞在だったのですが、滞在中マレ本島を散策するツアーに散会しました。その際もまさか歩いて回れるほどの小さな島だとは思っていませんでした。ガイドさんと全て徒歩で島中を散策したことが記憶にうっすらあります。

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モルディブの首都マレ本島を歩いてどこまでの発見があるのでしょうか?

 

以前訪れたときの記憶を辿りながら、歩き始めて先ず初めに向かったのが市場です。特に魚市場は、モルディブの観光業以外の主要産業である漁業の様子が垣間見られるかなと思いました。既に昼ちかくということもあり既に落ち着いてはいましたが、それでも色鮮やかな魚たちと中には大型のマグロも残っているものがあるようでした。

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また魚市場の隣に青果市場もあり、日本では見ないような野菜や果物が並べてありました。

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中央広場(セガレイ公園)

官公庁舎やモスクを背にモルディブの国旗がはためく広場。そんなに広くは無いのですが少し座ってひと休みしていると…あぁマレに来たんだなぁ~と(無理矢理)想いが込み上げてきます。

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中央モスク

イスラム教国のモルディブだけあってマレの街中にはモスクが沢山みられます大小さまざまなものがあり、フェリーポート近くにはやや近代的なスタジアムを思わせるようなデザインのモスクが建設中だったりします。その中でも私のお気に入りはこちら!

 

モスクは世界中のイスラム圏国で多数見てきましたが、その中でもお気に入りのひとつに入りそうなくらいのモスクでした。荘厳で静かに佇む様子は印象に残りました。(正式名称は「Masjidh Al-Sulthan Muhammad Thakurufaanu Al-Auzam」だそうです)

 

公園そのモスクの裏側ですが、こちらも街中なのに自然に溢れた公園でした。

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出る時に知ったのですが実は入園料がかかるようです。地元の親子連れや学生たちが沢山いて憩いの場として使っていましたので、入園料がかかるのは外国人だけかもしれません。支払おうと受付のようなところまで行き、札を出して構えていましたが、お釣りがないのか一向に受け取る気配を見せないので、こちらも諦めて(?)そのまま公園を後にしました。

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地元のカフェで食事

さあこれもリゾートホテルの食事とはひと味違う体験です。モルディブのリゾートホテルはオールインクルーシブと言って滞在中3食ついていることが多いので、地元の食堂に行くことはまずありません。ですがマレの街には上述のとおりお洒落ビストロ風のみせですらできているのです。是非地元の人がいくようなお店を探してみました。

フェリーターミナルの近くにありました!海が見渡せるカジュアルなカフェ。

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ランチタイムに近いので地元の人たちで賑わっていました。メニューはサンドイッチみたいなホントのカフェメニューに交じってありました!ローカルフード!気になったのは「サブマリン」というメニュー。ツナやチキン等いくつか種類があるのですが「サブマリンてなに?」と聞いて指さされたのがメニューの表紙の写真。どうみてもオープンサンドだったので、もうひとつ気になっていたローカルフードにしました。

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 まだまだ奥深いモルティブの首都「マレ」

その他にもたった数時間マレの本当を散歩しただけで…様々な発見が!

路地裏に突如お洒落ビストロが出現!そうなんです~地元の人が訪れるような食堂のようなお店だけではなく、地元の若者たちがオシャレして出かけるようなビストロ風のお店が路地裏にひっそりとあったりと…過去に訪れた時には見られなかったようなお店がありました。

デパートではしつこい買い物サポートサービス?の勧誘:街歩きは暑いので涼もうと思いショッピングモールに入ったところ、次々に地元のお兄さんやおじさんたちが話かけてきます。「買い物するんだろ?いろいろ分からないことがあるだろうから手伝うよ」チップ目当てと思われるサービスの勧誘が次々と…ゆっくり涼んでもいられず外にでました(笑)

ATMの手数料が高い!これもリゾートステイではモルディブの現地通貨など不要なのですが、今回そうはいきません。フェリーに乗るにはクレジットカードが使えず現金のみです。ATMで少額引出そうとすると…なんと500もしました(笑)まぁいいかなと

分かりやすい外国人なのに選挙ビラをたくさん渡される:この時期たまたまマレは選挙の真っ最中でポスターも沢山貼られていました。キャンペーンもあちこちで行われており、どうみたって外国人の私にも積極的に選挙ビラを手渡しにきます(笑)英語でもないですし読めません(笑)

海のUBERタクシー:街中ではタクシーも見かけますが、さすが島国だけあって海路で運んでくれるボートすなわち水上タクシーもありました。乗る機会はなかったのですが次回は試してみたいですね。

 

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う~む面白い!安全で海もキレイでちょっと散歩していてもなかなか興味深い…。モルディブにきてリゾートステイしかしないなんてもったいない気がします。

次はマレ本島を離れて北部の「フールマーレ島」に向かいます!

 

 

 

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新著「人生を変える海外旅行術~週末2日間・費用5万円で行ける海外旅行は最強の自己投資だ!」発売間近!

 

ようやく次の著書の表紙が出来上がりました!

今回は初の「旅の本」ということで気合いを入れて書かさせていただいていましたが…仕事や複数のプロジェクトもあって思った以上に時間がかかってしまいました(汗)

近くお届けできると思います。出版に併せてイベント等もやりたいな~とスタッフとも話しておりますが、そちらはぼちぼち…。

内容はこんなカンジです。

www.startialab.co.jp

第一章 誰も守ってくれない時代 自分を守る武器は「旅」で身につける
 国や会社は守ってくれない! 個人で生きていく力が必要な時代
 行動なくして成功は得られない
 旅は人脈・読書との相性が良い
 1回の旅から得られる効果は無限大

第二章 「旅」は成長に不可欠な最強の自己投資
 自己成長のための旅の必須条件
 やり方次第で旅は多くのヒントを与えてくれる
 時代に求められている10個のスキル
 旅で鍛えられるスキル
 旅に出れば「日本の未来」が見える
 旅の常識をまず変える

第三章 お金も時間も語学力がなくても3ヶ月後には人生を変える旅に出られる
 旅に出られない言い訳トップ5
 お金 | 出費を少し抑えるだけで人生を変える体験ができる
 時間 | 週末だけで海外に行くと考えを変える
 治安 | 日本に引きこもってさえいれば安全なのか?
 外国語が苦手……それはむしろチャンス
 海外が不安で面倒だと思う人こそ行くべき

第四章 今すぐ海外に出るための準備をしよう
 旅に出るチェックリスト パスポートとクレジットカードは即準備!
 あなたを成長させてくれる行き先はここ! 目的地を決めるための5ステップ
 旅をあなたの日常に 今後1年間の海外旅行計画を立てる

第五章 スキルが上がる旅のプランニング術
 普通の人がやらない情報収集の鉄則 3つの作業と最低限抑えておく6つのポイント
 旅のリスク管理
 5万円以内で旅する方法
 スマホを最大限活用


第六章 成果を無限大にまで高める旅先での行動
 基本は散歩 自分の足で歩きひたすらメモを取る
 観光地よりも面白いスポットを探そう
 お土産を土産物屋ではなく地元のスーパーで探す意味
 現地の人たちとコミュニケーションを取る方法
 現地のイベントに参加してみよう
 一歩先のチャレンジをしてみよう

第七章 旅を終えて 次の旅へ準備はもう始まっている
 帰国後のコンディション調整
 忘れないうちに旅のアウトプットを固めよう
 次の旅はもう始まっている
 旅ライフの確立に向けたライフスタイル変革をはじめよう
 旅&ビジネスライフの達人を目指そう

モルディブ日帰り旅2:マレ国際空港の楽しみ方

モルディブに半日滞在することになりました…!

というのが前回までのお話でしたね。

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拙著「外資系エグゼクティブ最強の仕事術100」と間もなく発売の次の「旅書籍」でも「短時間の滞在でも海外旅行から得られる刺激と経験」についてお伝えしています。

 

 

さあ、今回の短いモルティブ滞在から何を得られたのでしょうか~?

今回は旅の拠点 モルディブ・マレ国際空港を楽しみ尽くす方法です!

 

マレ国際空港到着

到着前から、上空から既にサンゴ礁やサンドバンクが見えてきて南国リゾート気分を盛り上げてくれます。

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 空港はこじんまりしていながらも、世界の主要航空会社の大型機が沢山停泊していました。まだバカンスシーズンには早いのでしょうが、それでも欧米アジアから多くの人々が訪れている姿が見られます。

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いよいよモルディブ

さすが南の島の空港らしく飛行機は沖留めで、バスで空港ビルまで移動です。嫌いじゃないですこの雰囲気。

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気候は一言でいえば「暑い」です!少し湿気もあってムシムシ感はありますが不快ではなかったです。

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珊瑚島を含めると1000を超える島の集合体国家と言われるモルディブ。その中でも地元住民の多くが暮らす主要の島は3つになるようで、空港はその真ん中の島(ヴェラナ島)をほぼ丸々占めているような具合です。そのヴェラナ島の南部に首都マレのあるマレ本島、そして北川には振興地域であるフールマーレ島の3つの島で構成されており、それぞれ橋でつながっているので陸路でも移動が可能です。

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Google Map より

空港に到着するとリゾートホテルのカウンターが沢山あり予約客を待っています。一般の旅行客はだいたいここからボートか水上飛行機でお目当てのリゾートホテルに向かいます。普通の観光客であれば到着ゲートにリゾートホテルからのお迎えが並びます。

当然私を待っている人は居ないので、とりあえず空港内散策から始めました。

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旅のオアシス発見!

これも普通の観光客だとわざわざ空港内をくまなく散歩なんてしませんよね~それをあえてやってみると様々な発見がありました。なかでも一番有難い発見は「プライオリティ・パス」が使えるラウンジがあったことです!

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 プライオリティ・パスとは世界中の空港のラウンジを利用できるサービスで、クレジットカードの特典として付与されていることが多いのですが、多くの場合そのラウンジは空港から出発する時にチェックインして搭乗までの時間に利用できるというものです。

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ですがモルディブ空港では空港の外側にあり、到着時や出発するチェックイン前に利用できるものでした。私のように到着して途方に暮れている者にとっては有難い施設です。

 

早速ラウンジに入るとさすがに誰も居なくて客はわたし一人でした。ラウンジの店員の若い男性と会話になりました。

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彼はモルディブの地方の島出身で現在は空港のある島の北側にあるフールマーレ島に住んでいるそうです。かつてマグロ等を取り扱う海産業界にいて日本人のバイヤーと取引することもあったとかで、インドマグロがいかに日本に輸出されているか等知っていました。そして「サカナ」「マグロ」「高い」「安い」などのカタコトの日本語も時々会話に織り交ぜてきます。

彼に今回の滞在の事情を伝えると「日帰りで何しに来たのか」と笑われるかと思いきや「それは意味のある滞在になるだろう」とマジメに前向きなコメントをくれました。

やはり彼が言うには「モルディブはリゾートだけじゃなくて様々な顔を持っている」あまり海外に向けて発信したくないような面があるのも事実だ。観光客の皆さんには楽しい思いをして帰ってもらえればそれでいいが、そうじゃないモルディブの一面を見て帰ってもらえるならそれはそれで歓迎するとのことでした。

 彼にこの短時間滞在でのお薦めを聞いたら、北島であるフールマレー島をみてみるといいとのことでした。私はもともと南のマレ島のみの訪問を考えておりましたが、時間があれば北部のフールマレーも行ってみようと思いました(このことが後ほどとある事件を引き起こします)

 

空港周辺を散歩

空港がある場所も島ですので…特に周辺何もないのですが、それでもモルディブ最大の魅力「美しい海」があります。フェリー乗り場に続く道はボードウォークになっていて、少し散歩しているだけでもモルディブの魅力を味わうことができます。

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フェリー乗り場

空港のフェリー乗り場からは、首都マレのある本島や、北のフールマレ島行のフェリーがあって船で移動できます。これらのフェリーは地元の方の生活用であり、旅行者で利用する方は少なそうです。こちらのフェリーに乗り込んで…いよいよマレ本島に向かいます!

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いよいよ空港を出発します!

(首都マレ編に続く)

 

 

 

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モルディブ日帰り旅!行ってきました~

タイトルのとおり日帰りでモルディブに来ました!

え…日帰り!?と思われるかもしれませんね…

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はいモルティブのマレ空港到着が朝の9時…そしてその日の夜の9時のフライトで出発するのです。「日帰り」とは…そういうことですね(笑)言い換えれば「乗継ぎ」です(笑)

賞味12時間の滞在です!

 

モルティブと言えば…

ネムーンをイメージされる方も多いかもしれませんね。

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100以上の島からなる国ですが、それぞれの国にリゾートホテルがあり水上コテージでくつろぐイメージです。

私も実は過去に2回ほど訪れてます。その際はフツーにリゾートホテルに何泊もしてます。

欧米人であれば1週間~1か月というバカンスを過ごす場所ですよね~

そんな楽園になぜ日帰りで来たのでしょうか?もうネタバレしてますが…はい「乗継」でしたね。しかし、実はそれ以外にも理由があったのです…。

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モルディブが抱える国家の現代病

 実はモルディブはこの数年話題になることが度々ありました。

それは現在世界の多くの国が抱える国家問題のうち特に深刻とされる3つの問題を抱えているからです。

 

本当に世界の多くの国々が悩まされている諸問題ですが、これらを3つとも深刻に抱えているのがモルディブということです。

 

この問題についてはジャーナリストの池上彰氏も番組で取りあげる等しばしば報道されてもいました。

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半日の滞在でどこまでモルティブを理解できる?

モルディブの半日滞在で何がどこまで見られるのか分かりませんが、これらの社会問題を抱えた国家の姿、高級リゾートのゴージャスなイメージ以外のモルディブが本当に見えてくるのでしょうか?

 

なんてことの興味も尽きないのですが、一方で南国リゾートの雰囲気溢れるこの島国です。

半日滞在のひとり旅でどこまで楽しめるのかも是非チャレンジしてみたいところです!

(次回「半日でもここまで楽しめるモルディブ」をお届けします)

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ダイバーシティの次の一手…「インクルージョン」を理解していますか?

前回の記事で「International Women's Day 世界女性デー」についてご紹介しました

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ダイバーシティの重要性が語られるようになってもうしばらくたちます。

そんな価値観が変化している社会の中でアナタは個人としてどう行動すべきなのでしょうか?

 

改めて…ダイバーシティの重要性

なぜダイバーシティが重要なのかについて本当の理由は、私の著書「外資系エグゼクティブ最強の仕事術100」でもご紹介しております。

 

そもそも「ダイバーシティ」という言葉自体が日本でもかなり定着してきたのではと感じていますが、それでもまだまだ地域差や企業・組織間の温度差は大きいような印象も受けますね。

 

社会や組織単位での認識や取組は置いておいて、アナタが個人として何をすべきなのかどう意識を持つべきなのかということが大事なのではと感じております。

 

ダイバーシティ以上に需要な概念「インクルージョン」とは?

 

この言葉聞いたことがおありでしょうか?

今や欧米ではダイバーシティ以上に重要なキーワードとして捉えられていて、むしろ「ダイバーシティインクルージョン(D&I)」とワンセットで語られることも多くなっています。

 

このインクルージョンとは、ダイバーシティを更に一歩進めた考え方なのです。インクルージョン=「包括・巻き込み」という意味です。

まずダイバーシティで周囲の人たちの多様性を認めましょうということだったのですが、多様性を認めるだけにとどまらず、しっかりそれらの多様な人を活動に加えて皆で様々な活動を推進していきましょうという考え方なのです。

 

正に多様性を一歩進めて実際の行動を促す考え方なのです。

 

ダイバーシティという考え方が定着しつつある今、次のインクルージョンについても考慮していくべき時に来ています。

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世界の大手企業はD&Iを強力に推進している

 

多くの日本企業が未だにセクハラやパワハラといった「ハラスメント」対応がまだ道半ばと言われている中で、いわゆるグローバル企業と言われる世界の大手企業はダイバーシティはもはや常識であり、インクルージョンまで含めたD&Iを強烈に推進しています。

 

その推進自体は本当に強烈と言っていいほどです。

以下は本当に海外の大手企業が実施している施策です。

  • 社長を含む全社員が朝出勤してきてPCにログインする度にダイバーシティについての簡単な質問(QUIZ)に答える。正確に答えないとPCにログインできないようになっている。
  • オフィスの至るところにD&Iについてのロゴやメッセージが示されている。
  • D&Iを推進するためのイベントが定期的に開催されており、全社員が参加を義務付けられている。
  • 取組についての報告を社長を含めた要職が全社員宛に行い、その様子は動画に収められて世界中の全社員に発信される

これらの取組は複数の会社で実際に行われており、その会社の日本法人も当然活動への参加が日常業務の一部となっているようです。

 

ということは…おなじ日本でも典型的な日系企業と、グローバル企業(いわゆる外資系企業)では社員のマインドセットに大きな差がでてきているのではと考えます。

 

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アナタは個人としてどう考えますか?

アナタの会社がもし典型的な日本の企業であった場合、もしこのD&Iの取組が会社で行われておらず、これらの認識が社内で強くないというのであれば…残念ながらグローバルスタンダードからの乖離は広がる一方だと考えます。社内を推進する立場にあればそこを推すというのもいいですが、なかなかそうはいきませんよね。

会社に頼らずご自身で自分の環境を整えるしか方法はなさそうです。

もしアナタが個人としてグローバルスタンダードを理解し進めていきたいと思われるのであれば…そんなマインドセットを持たれている時点できっと何らか行動に移されていると思いますが、是非次回で「個人で推進できるD&Iの取組」についてヒントをお届けできればと思います。

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