外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

日本人ビジネスパーソンであれば知らないといけない?International Women’s Day国際女性デー

3月といえば日本では春…特に関東圏で桜の開花や花見が話題になる時期、海外ではオフィス等の職場において話題になるトピックがあります。

ほとんどのグローバル企業ではまず話題になるのに、なぜか日本国内において日本企業の間ではほとんど話題にならないのです…それは

 

International Women’s Day 国際女性デー

 

アナタが興味あろうが無かろうが、ビジネスシーンで話題になっているのであれば、抑えておかないといけないテーマであることは間違いなさそうです。

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International Women’s Day 国際女性デーとは?

国連のサイトでは以下のように紹介されています

japan.unwomen.org

一応このような紹介が一般的ですが、解釈は様々なようです…

我々日本人ビジネスパーソン的にはやはりダイバーシティの観点から知っておく必要がありそうです。

ダイバーシティがなぜ我々日本人ビジネスパーソンにとって重要なのか…については、拙著「外資ビジネスパーソン最強の仕事術100」でも触れています。

 

 

日本ではほとんど紹介もされていないこの「国際女性デー」私が知ったのはおよそ20年ほど前でした。

2000年ごろ当時海外で仕事していた私は、確かシンガポールか香港に出張しました。仕事終わりに現地の同僚とグループでオープンエアーのカフェで一杯やっていたとき、隣のテーブルの女性2人組と会話することがありました。

その2人組の女性、ひとりは現地人の方(中華系)もうひとりは現地在住のロシア人女性でした。

 

そしてその二人曰く「今日はInternational Women’s Dayを祝って乾杯しているの

 

「International Women’s Dayって何それ!?」これが私の反応でした。     

 

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見渡せば私の同僚たちを含めて全員知っており、どうやら知らないのは私だけで…少し恥ずかしいと思うような周囲の反応でした。

 

その後海外の社会や、外国企業のオフィスでは毎年何らかの形でこの記念日について耳にしていました。きっと私にとってはこの出来事が印象的だったのでアンテナが立ち、都度気づくことがあったのでしょう…。

 

しかし一般的に日本の射会に目を向けたとしてどうでしょうか?私自身の経験から20年が経過して、海外では毎年意識されているというのに、未だに日本では話題になることがほとんどないですね。最近のダイバーシティという言葉が聞かれるようになったにも関わらず…です。

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日本でも在住外国人は話題にしている

 

確かに日本人の間でほとんど話題にならず、メディアも報道しませんが、日本で全く語られていないかと言えばそんなことは実は無いのです。

 

日本在住の外国人たちは実は結構話題にしています。家庭や友人との食事の際にこれらが話題になることが多いのです。そして企業によってはしっかりと取り組んでいるケースもあります。日本にある欧米系を中心とするいわゆる外資系企業のオフィスでは、マネジメントからのメッセージがメールやオフィスのモニターから発信され、オフィスで簡単なイベントが開催されるなんてこともあるようです。私の友人が勤務する外国企業のオフィスでは簡単なパーティーが開催されていたりしています。

 

企業単位での取組やビジネスパーソン個人の認識が、典型的な日本企業と外国企業ではここまでも違うのです。

 

ダイバーシティの理解のある組織はパフォーマンスが違う

bermuda2006.hatenadiary.jp

 

アナタの会社の認識はともかく、世界で活躍したいと思う日本人ビジネスパーソンのアナタであれば是非、このような動きが世界で、いや、日本を除く世界では起こっていることを知っておいて頂ければと思います。

 

また、アナタ自身ダイバーシティについての認識や意見を持っておかれると、外国人とのビジネスの場できっと見られ方が変わるでしょう。是非お薦めしたいです。

 

日本以外で進んでいる事実

bermuda2006.hatenadiary.jp

 

そして海外ではダイバーシティだけではもはや不十分だとさえ言われています。

ダイバーシティ以上に重要なキーワードについて次回お伝えします!