【週末だけでヨーロッパ6カ国巡る旅】Day2~6都市め ポーランド・ワルシャワ
さあこの週末旅最後の訪問都市です!
とある週末、土曜日だけでロンドン~パリ~ブリュッセル~スロベニアと巡り、長距離バスでクロアチア・ザグレブに移動した後フライトでポーランド・ワルシャワに入りました。
- 欧州出張中の週末、ロンドンからパリに移動する間に、週末の土日だけで欧州6カ国を巡った旅の記録
- 外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ている
- これにならい、過密スケジュールながら「週末旅」をひとつのプロジェクトとみなし実行
- 年間30ヵ国は旅するビジネストラベラーの【外資系2.0 旅行術」の旅行記お楽しみください
大幅遅れでポーランド到着!
フライトが遅延したおかげで・・・ワルシャワ空港に到着した頃は日が暮れていました。夕方まだ明るいうちに到着する予定でしたので、予定が違って来ていますね~。今回の週末旅、予約していた全ての交通機関は見事に遅延し、全体の旅程に結構影響がでました(まあそれも想定内でしたが)
久々のワルシャワ・ショパン空港!相変わらずキレイな空港です。「ショパン」の名前が冠されているだけあって、ピアノが置いてあったり、今年はショパンの記念年ということで空港のあちこちにポスターがありヨーロッパの音楽の都のひとつとして挙げられるワルシャワの雰囲気を早くも醸し出してくれています。
電車でアートなデザインの市内へ
ワルシャワの交通手段は電車です。英語よりも日本の発音に近い印象のポーランド語の社内アナウンスを聞きながら中央駅に着くまですっかり暗くなってしまった車窓の景色を眺めて電車に揺られています。
ワルシャワ中央駅に到着したころ、日は暮れていますが、駅前のショッピングモールはまだ空いていて、アウトドアのカフェでは若本たちを中心に人が多く、週末の賑わいが残っています。
個人的にワルシャワの町並みは好きで、ヨーロッパの古い街らしい建物が並ぶ一方で、それらの壁にはアートさながらのデザインが施されたり、モダンな建築もたくさんあり、新しさと懐かしさが混ざり合うバランスが自分的には絶妙なのです。観光地じゃない普通の町並みを散歩しているだけで楽しい気分になってくる、そんな街です。
ホテルの部屋はお約束のアップグレード!
中央駅から歩いて宿泊先の「ウエスティンホテル・ワルシャワ」に到着です。日本でもお馴染み「ウエスティン・ブランド」、ワルシャワを代表する高級ホテルのひとつです。
時々お伝えしていますが、ホテルも賢く宿泊し、一番グレードの低い部屋に宿泊予約を入れておいて、当日チェックインの際に無料アップグレードをいただきました。今回はスイートルームです(喜)!ポーランドのウエスティン・ホテルのスイートルームはさすがに居心地が良かったです。今回は滞在が短いのが残念でした。同じく無料で提供してくれる朝食やエグゼクティブ・ラウンジでのディナーも今回は時間が合いませんでした・・・(涙)
今回のようなあえての弾丸旅であってもホテルは重要です。快適な滞在で疲れを取ってくれるだけでなく、何かあった際のリスク管理にもつながります。ビジネスパーソンであれば仕事術の一環としての旅行術、なかでも特にホテル選びと主要ホテルから「上級顧客」対応されるための術は身に着けておくといいでしょう。
地元の人との会話・・・やっぱり話題は!
ホテルにチェックインした後は、スイートルームの落ち着いた雰囲気をゆっくり楽しむこともなく、早速街に出ます。ワルシャワの夜は、特に日曜日は夜が早いのです。お店が閉まる前に食事を済ませなければいけません。ホテルの近くのカフェのオープンテラス席で簡単に食事を済ませて、別のお店で軽く地元のビールでも飲んで帰ろうとしていましたが、案の定閉まりかけてました。それでもまあ一杯くらいと思いビールを注文して待っていると、カウンター席の隣に座っていたオジ様に話しかけられました。
かなりたどたどしい英語でしたが・・・開口一番「お前は日本人か?」そうだと答えると、予想通り「例の試合は残念だった・・・」
そうです~つい先日終わったばかりのサッカーワールドカップにて、日本代表と対戦したのがポーランド代表でした!ご記憶に新しいかもしれませんが、後半15分間、勝トーナメント進出を確実にするため、0対1でリードされていたにもかかわらず、日本代表は開いてゴールに向かって責めることをやめパス回しに専念、ポーランド代表もそれに対しボールを奪うことをやめた・・・微妙な空気の15分間となっていたあの試合です。ポーランドは試合に勝利し、日本は負けたものの決勝トーナメント進出を決めたのです。
賛否が大きく分かれたあの試合について、ポーランド人の口から感想を聞くのが初めてでしたので、なんとなく緊張しました(笑)そのオジサマはずっと苦笑いの表情で、不自由な英語で何かを伝えたそうでした。
結局は、あの試合は微妙だったが次はお互いいい試合がみたいな。4年後のワールドカップは是非決勝トーナメントで当たりたいね。
というオトナな感じで会話を終えて(笑)ホテルに戻りました。
やっぱりサッカーの話題になりがちですね~ヨーロッパの人とは。世界共通の話題としてフォローしておくべき、改めてそう思いました。
こうして週末のポーランド・ワルシャワの夜は更けていくのでした・・・。
今日のポイント
- 交通機関はもはや必ず遅れる前提でいいかもしれない(笑)
- 旅行術、特にホテルとの付き合い方を構築すべし
- 外国人特にヨーロッパの人との話題のためサッカーをフォローしておくとよい
(明日はいよいよ旅の終わり)
【週末だけでヨーロッパ6カ国巡る旅】Day2~5都市め クロアチア・ザグレブ
旅程の後半戦Day2のスタートです!
とある週末、土曜日だけでロンドン~パリ~ブリュッセル~スロベニアと巡り、長距離バスで5か国目のクロアチア・ザグレブに向かっていました。
- 欧州出張中の週末、ロンドンからパリに移動する間に、週末の土日だけで欧州6カ国を巡った旅の記録
- 外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ている
- これにならい、過密スケジュールながら「週末旅」をひとつのプロジェクトとみなし実行
- 年間30ヵ国は旅するビジネストラベラーの【外資系2.0 旅行術」の旅行記お楽しみください
陸路での国境超え
今までも電車、クルマ、バス、徒歩等で国境を越えたことはありますが、今回はバスということになりました。
スロベニアからクロアチアに抜ける国境抜けにおいては、スロベニア出国の時点で一度バスを降りてパスポートを提示し出国審査を抜けます。そして一旦バスに戻り、今度はクロアチアの入国審査のために再度バスを降りることになります。クロアチアは非シュンゲン協定のEU加盟国であるので、パスポートを提示して出入国審査を受けないといけないのです。
クロアチアに入り、更にしばらく走ると街の風景が変わっています。クロアチアは少しポップでシャレたところのある街の風景があるのですが、そのクロアチアらしい景色が広がってきます。久々のクロアチア!期待が高まってきました。
首都ザグレブの中央バスターミナルに到着です。少々雑然としながらもターミナルの建物には道路に面したオープンカフェがあったりとどこかクロアチアらしい雰囲気があり更にテンションが上がってきます。中心部に向かうためトラム(路面電車)の駅に向かいます。
トラブル1:トラム(路面電車)が来ない(汗)
今回は約半日と限られた時間のクロアチア滞在です(笑)しかもバスの遅延で2時間遅れでの到着・・・今回は、ザグレブの街の中心部、旧市街地あたりでランチをとって過ごすことにしました。
ザグレブの街の中心部の主要交通手段はトラム(路面電車)です。路線図も分かり易く(?)中心部に向かう電車を待ちます…が!なかなかその電車が来ない!本日は日曜日ですので本数が少ないのか、今日は目当ての路線が走っていないのか・・・。周囲で待つ他のヨーロッパやアジアの旅行者たちの間にも焦りが見えます。
待つこと30分・・・諦めました(笑)半日しか時間が無いなか、ここで30分時間をつぶしてしまいました(汗)まあ今日は仕事ということもなく、トラム乗り場でぼぉ~っとザグレブの景色を眺める時間もなかなか悪くなかったです。
タクシー乗り場に向かいますが、ここはUBERです。すぐに車がつかまり、ドライバーに「大聖堂まで」と伝えて向かってもらいました。ほとんど英語が出来ないドライバーでしたが、頑張っていろいろ話しかけてくれました。特にやっぱりきましたサッカーの話題!今回のクロアチア代表チームは準優勝という大金星でしたから国民はまだまだ熱が冷めやらぬといったふうに見えました。しっかり日本チームの健闘も讃えてくれて、ちゃんとみてるんだな~と(笑)
トラブルは更に続く・・・
旧市街に到着した後は、この雰囲気のある街並みを散歩したり、カフェでランチを取ったり、お土産を物色したりしてゆったりと過ごしました。数時間なんて本当にアッと言う間ですが、慌ただしい旅程のなかでゆったり出来るホッとした瞬間でした。
さてぼちぼち空港に向かうためタクシーでも拾おうかと、中央広場である「イェラチッチ広場」を通ったところ「6番トラム」が来ているではありませんか!こちらがバスターミナルから中心部に向かうために待っていて「結局来なかった」トラムです。反対行きのこのトラムに乘ればバスターミナルに戻れるはず!急ぎ飛び乗りました。出発したトラムは順調にバスターミナルの方向に向かっているはずが・・・。
あれ!?バスターミナルの手前あたりから方向を変えて更にぐんぐん進みます。途中まで近づいていたのに、急に遠のくこのトラム!週末でコースが普段と違ったとでもいうのでしょうか、とにかくこのまま乗っていてはヤバイ!急いで降りようとトラム駅でドアを開けようとしますが・・・あれ!?ザグレブのトラムは自分でボタンを押してドアを開ける仕組みになっているのですが、何故か開かないドア!一番後方に乗っていたため大声で運転手にアピールしても届かず、結局次の駅で降りる羽目に・・・。
諦めて再度UBERを呼び出し、バスターミナルに戻り、なんとか空港行きのバスに乗れました・・・。
空港に無事到着し、チェックイン等を済ませ、空港ラウンジのマッサージチェアでくつろいでいるとラウンジスタッフから告げられました「お客様が搭乗予定のワルシャワに向かう便は2時間ほど遅れる見込みです」なんとぉぉぉぉ~!
結局今回の旅、予約していた全ての交通機関が遅延するという結果になりました。
結局ワルシャワに到着したのはもう日暮れでした・・・。
ちなみに、バッグの中に入れていたスロベニアのホテルでもらった「お土産チョコレート」が袋の隙間から溶け出してバッグ内に大惨事を引き起こしたトラブルについては今回は詳しく触れません(笑)
今日のポイント
- 自分なりの現地での過ごし方を考えておく
- UBERなど緊急の交通手段を確保しておく
- しつこいようですが遅延等のトラブルを前提としたスケジュールを組むことは必至
【外資系2.0チャンネル】
あのMIT(マサチューセッツ工科大学)が日本で開催!アナタもビジネス界のワールドカップで世界一を目指せ!
「MIT=マサチューセッツ工科大学」と言えば、誰でもその名前くらいはご存知なのではないでしょうか?
ひとことで言えば「世界トップの名門大学」です
(写真:Wikipediaより)
アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンの対岸にあり、お隣のハーバード大学と並び、毎年世界の大学ランキングトップの常連。卒業生のノーベル賞受賞者数はハーバード大学を上回り、最も古く権威ある世界大学評価機関の英国Quacquarelli Symonds(QS)による世界大学ランキングでは、2012年以来ハーバード大学及びケンブリッジ大学を抑えて7年連続で世界第一位を連続更新中です(Wikipediaより)
どう説明しても世界トップであり、正に世界を牛耳っている教育機関と言っても大げさではありません。とある調査では世界の超富裕層と言われる人たちを最も多く輩出している大学でもあるとか。世界のエリートがあこがれ、一度は門をくぐってみたいと思う…それがMITです。
そんな世界最強のMITに対して、ビジネスパーソンとして強烈にアピールしてキャリアアップできる機会がここ日本・東京であるとしたらアナタはこのチャンスをスルーできますか?
アナタにも「MITからのお誘い」
MITと言えば科学や工学分野が特に有名なのですが、実はビジネスの分野でも数々の成功者を世に送り出しています。もちろんあえて名前を挙げるほどでもないほど多数の著名人を輩出しており、また、資産額30億円を超える「超富裕層」の出身校としても世界トップクラスと言われています。
そんなMITのビジネススクールが起業家向けに「ブートキャンプ」を毎年開催しているのはご存知でしょうか?
MIT Bootcamps
MIT ブートキャンプとは…
・世界中から我こそはと言われる起業家たちが集まり
・見ず知らずの者たちでチームを作り
・1週間 寝食を共にしながらビジネスのお題に取り組みます
難解なテーマに取り組まなければいけないだけでなく、チームになった仲間とのコミュニケーションやチームワークも含め、様々な高度なビジネスキルが要求されます。その過酷な状況はまさに「ビジネス・ブートキャンプ」と言えますが、ここでパフォーマンスを発揮し、優勝チーム貢献でもすればMITはおろかビジネスパーソンとしてイッキに世界にアピールすることが出来るビッグチャンスなのです。
事実世界中から毎年数多くの腕に覚えのあるビジネスパーソンたちが集まり、狭き門をくぐって選抜されたメンバーで、汗と涙の真剣勝負の1週間を過ごし、他では味わえないビジネス体験と一生モノのビジネス仲間を得て帰っていくのです…。
そして日本人ビジネスパーソンへの朗報としては・・・この「MITブートキャンプ」が来年なんと日本・東京で開催されるというと!これは、言わばビジネスのオリンピックやワールドカップが日本で開催されるようなものなのです。世界最高峰の高みに目指すことができる滅多に無いチャンスを、黙って逃すのはもったいないでしょう!
2019年3月23日(土)~29日(金)東京・丸の内
日本初開催!MITブートキャンプ in Tokyo !
詳細をいちはやくお届け
もちろん参加の切符を手に出来るかどうかは、まずは狭き門を通過する必要がありますが、挑戦してみる価値はあるでしょう。
日本人ビジネスパーソンのレベルアップをサポートしたい当ブログとしては是非これを聞いてピンときた熱意あるビジネスパーソンを応援したいと思っています。
実はこのMITブートキャンプin Tokyo ようやく英語のサイトが立ち上がった段階のようです。英語で既に受付開始とありますが、まだまだ日本人ビジネスパーソンで気づいている人は少ないようです。
そして、ここだけの話、近日某経済新聞にて大々的に紹介されることが決まっています。きっと大きな話題になるでしょう。
当ブログは独自に事前情報を入手しましたが、前もってお伝えしているのは、日本人ビジネスパーソンに少しでも早くお伝えしたいということ。そして本当に熱意のあるビジネスパーソンには今から心の準備を始めてもらいたいからです。
もし本当に挑戦してみたいという方、やる気はあるけど不安もあるという方是非ご連絡ください。どういう形になるかわかりませんが、私でできるサポートは是非させて頂きたいと思います。
アナタもビジネスの分野で世界を目指しませんか!?
【週末だけでヨーロッパ6カ国巡る旅】Day1&2~4都市め スロベニア・リュブリャナ
ある週末の土曜日ロンドン~パリ~ブリュッセルと一日で巡り、欧州のWizz Airでブリュッセル・シャルルロア空港を飛び立って向かった先は・・・スロベニアの首都リュブリャナでした!
- 欧州出張中の週末、ロンドンからパリに移動する間に、週末の土日だけで欧州6カ国を巡った旅の記録
- 外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ている
- これにならい、過密スケジュールながら「週末旅」をひとつのプロジェクトとみなし実行
- 年間30ヵ国は旅するビジネストラベラーの【外資系2.0 旅行術」の旅行記お楽しみください
欧州のローカルLCCの乗り心地
ヨーロッパを旅するのが好きな人にはお馴染みですが、欧州はLCCの宝庫です。もともとLCCというコンセプト自体がここ欧州から始まりましたので、正に本場と言えます。
実は私はLCCならぬSFCの世界3大アライアンスの上級会員ですので、普段LCCは使いません。いやまず乗らないです。マイルもポイントも何もつかないですからね~(笑)
しかし自分で決めた旅のルールのひとつに「過去未搭乗のLCCを一度は使う」というのがあり、今回ハンガリーのWizz Airを選びました。紫の派手なカラーの機体に一度乗ってみたかったというのもありますが、最近のLCCのサービスについて確認してみたかったというが本音です。最近は通常の航空会社(SFC)のLCC化が顕著で、座席の指定や荷物預入がチケット料金の一部ではなく別料金になっている、つまりLCCぽくなってきているトレンドがあるのです。
反対に欧州LCCのサービスは概して向上しているという話もありました。機内のシートなど2時間少々のフライトで全く問題はありませんでしたが・・・遅延しました。2時間も…。
リュブリャナに到着
したらもうすでに夕暮れでした・・・(涙)空港から街中に到着する頃にはすっかり暗くなっていました。
せっかく夕方の川沿いテラス席でビールでもいただこうと思っていたのに。。。
スロベニアの首都リュブリャナは私にとって2度目の訪問になります。首都ながらこじんまりしていて、キレイで中心部は中世の雰囲気がある・・・そんな街なです。
今回はプレミア会員としてよく利用させていただいている「Best Western」グループのベストウエスタン・プレミア・ホテルでした。部屋も一段階だけですがアップグレードしてくれており、快適な滞在が出来ました。
(ベッドになぜか像のぬいぐるみが…)
この日は真夏ながら、夜は涼しく快適で、予定通り川沿いのテラスでビールを1杯頂きました。
リュブリャナ朝散歩
翌日は早起きし、早朝のリュブリャナの街を散歩しました。お目当ては朝市です。ホテルから歩いてすぐのところに朝市があり、そこには野菜やフルーツ等の生鮮食品から、靴や洋服等の日用品、木のおもちゃ等の造形品等いろいろなものが売られていて楽しいのです。
私のお目当ては朝摘みたてのブルーベリーです。
自然栽培マキヤさんのブルーベリーも最高ですが、ヨーロッパのブルーベリーもなかなかです。
ヨーロッパ大陸横断のバスに乗る
今日は朝からバスで次の国に移動です。
ヨーロッパで陸路移動と言えば鉄道ですが、今回はあえて長距離バスを選びました。最近のヨーロッパのバスは予約も簡単で便利です。
本当は鉄道も捨てがたかったこともあり、いや、バス乗り場がたまたま鉄道駅前だったので、ふらっと駅に来ました。駅のカフェに腰掛けコーヒーでくつろぎながら、行きかう電車をみているのがなかなか最高の時間です。
こんな優雅な時間を過ごしていて、まさかこの後に思わず焦ってしまうトラブルが発生しようとは・・・!
ヨーロッパ長距離バスでのトラブル!
バスの到着時間が近づき、駅前のバス乗り場に向かいます。そこで隣で英語で話しているグループの会話が耳に入ってきました…「バス遅れるみたいよ」と。彼らの会話に割って入り「え?もしかしてザグレブ行きのバス?遅れるの?」と聞いたところ「2時間近く遅れるらしい…」と。
彼らに教えてもらい、バス会社のアプリをスマホにダウンロードしてみたところ、画面の地図上に現在のバスの場所が表示されていました(便利)これで実際にバスがどこに居るのか確認しながら1時間半バスを待つことにしました。
もちろん待っている時間は特に苦ではなく、駅の近くの公園を散歩したり、また駅の構内のカフェにもどり行き交う電車を眺めながらもう一杯お茶を飲んだりしました。
待ち時間は問題ありませんが、次の目的地への到着時間の遅れが少し気になりながらも時間を過ごしているとほどなくしてバスの到着時間になりました。
そこでもうひとつ小さなトラブルがっ!
もうひとつのトラブル
今回はバスの座席を指定していたのですが、自分が予約していた2階席の窓際の席に女性が座っています。前の場所からずっと乗ったままの乗客のようで私の席でしっかり寝ていました…。
見回すとバスの車内はほぼ満席で、他に空いている席がなさそうです。自分が予約しているはずの席が占拠されていて他に空いている席があるのかどうか分かりません。このバス会社では座席の指定は有料でした。お金を出して確保していた席です。寝ている女性には申し訳ありませんでしたが、起きてもらい座席を譲ってもらおうとしました。
その際に「私は長距離バスに乗って疲れているのに」「寝てる人をざわざわ起こすの?」と文句を言いながらなかなかどいてくれようとしませんでした。ハッキリ言って身勝手な主張です。こちらはお金を払ってその席を買っているんだと丁寧にゆっくりと英語で説得し、その女性はしぶしぶ立ち退いてくれました(当然ですが・・・)
英語が通じるかどうかもわからない、寝起きで不機嫌で、身勝手なことをいう女性にひるんではいけません。こちらは当然の権利を主張しているに過ぎませんし、自分が座る席もなさそうです。疲れているのかもしれず、少し気の毒に感じなかったわけではありませんが、その女性は古新聞やお菓子の食べこぼしでシートを汚しているような人でした。しっかりと当然の主張をして席を変わってもらいました。
その女性はなんとか空いてる座席を無理に確保したようでしたが、予約せずに無理やり乗車しているに過ぎなかったのでしょう。
ようやく長距離バスに乗れて、いよいよ5か国目のクロアチア・ザグレブに向かいます!
今日のポイント
- お気に入りの街でやるべき行動を決めておく
- 海外ではしっかり自分を主張すること
- くどいようですが遅延等のトラブルを前提としたスケジュールを組むべし
(明日は「Day2~5都市め「クロアチア・ザグレブ」編 お届けします)
【週末だけでヨーロッパ6カ国巡る旅】Day1~3都市め ベルギー・ブリュッセル
とある週末の土曜日早朝、ロンドンからパリ・シャルルドゴールに移動し朝10時には高速鉄道TGVに乗って運ばれていました。目指す先は、最初の街ベルギーの首都・ブリュッセルです!
- 欧州出張中の週末、ロンドンからパリに移動する間に、週末の土日だけで欧州6カ国を巡った旅の記録
- 外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ている
- これにならい、過密スケジュールながら「週末旅」をひとつのプロジェクトとみなし実行
- 年間30ヵ国は旅するビジネストラベラーの【外資系2.0 旅行術」の旅行記お楽しみください
ヨーロッパ鉄道の旅を楽しむ
TGVと言えば鉄道好き・旅好きにはおなじみの長距離高速列車です。人によっては憧れとも言える列車体験のようです。私も今まで幾度となくパリからブリュッセルやロンドンの間を往復しましました。列車からの風景を楽しむのです。
今回は昨日の記事のように…窓際の座席の確保に失敗しています(笑)自分の座席の隣には窓側の席はひとりの少年が座っていました。でも車窓とは離れた通路側の席でも、電車から外の景色を楽しむ方法があるのです。
私もTGVに乘ると毎回楽しみにしているそれが…「Cafe車両(食堂車)」です。
TGVのカフェ車両にて
ここで思いがけず今回の旅で最初の「サッカートーク」となりました。
今回の旅の裏テーマは「2018年ワールドカップを振り返る旅」優勝~4位までの全ての国と、日本代表が対戦した全ての欧州の国を2日間で巡ります。私は実はそこまで熱狂的なサッカーファンではないのですが、当ブログでもビジネスで出会う相手とのアイスブレイクとしてサッカーをフォローしておくとよいとお伝えしておりますので…(笑)
私がカフェ車両に足を踏み入れた時には、車両内に他に客はありませんでした。カウンターでペリエを注文しクレジットカードで支払った際、マスター(?)から声をかけられました。クレジットカードの名義をみたようで「日本人か?」と。
そのカフェのマスターはフランス人だったようで、ほぼ開口一番「先の大会では健闘したのに残念だったな」と、知らない間にサッカーの話題です。本当にヨーロッパの人に多いパターンです。すぐサッカーの話題になる(笑)
TGVのカフェ車両の様子
世界遺産を眺めつつランチタイム
そうこうしているうちにブリュッセル南駅に到着~早速乗り換えて中央駅に降り立ちました。以前「緑色のパスポート」を持って仕事していたころ数週間滞在していたこともある街で、少々馴染みがあります。今回は実に3時間ほどの街中滞在です(笑)中央駅を後にして、何の迷いも無く観光客気分で中央広場である世界遺産グランプラスに向かいます。
ベルギーを代表する世界遺産「グラン・プラス」
ブリュッセルの中心部・旧市街地エリアはとってもコンパクトですので1時間もあればいろいろと散歩できて、世界遺産グランプラスや、小便小僧の像、聖二コラ教会、そして個人的にお気に入りのアート溢れる広場「芸術の丘」などをみることができます。
ふらふらと散歩しながら、グランプラス沿いのオープンテラスカフェに腰を下ろしサンドイッチとベルギービールで簡単なランチを取ることにしました。天気も良くて最高です!
ブリュッセルの街の中心部はこじんまりしているため「すぐに飽きてしまう」という人も多いのですが、私はこの歴史ある重厚な雰囲気と気軽に立ち寄れるコンパクトさがとても気に入っています。3時間だけの滞在で、こんなに存在感をみせてくれる街はなかなか無いのでは?
ヨーロッパに仕事で行かれるビジネスパーソンの皆さんに欧州主要都市からの「日帰りブリュッセル」滞在をお薦めしたいです。
本当に3時間竹の滞在で空港に
マジで短い滞在ですが、だから実現可能な「ヨーロッパ週末6か国巡礼の旅」
ブリュッセル空港も街中から近く、これも便利なのですが、今回は旅のルールのうち「今まで利用したことのないLCCを必ず一度は利用する」しばりがありました!(誰だそんなルール作ったの…私だよっ!)ベルギーから次の目的地スロベニアへの移動はハンガリーのLCC格安航空会社「Wizz Air」を利用するため、今回はメインのブリュッセル空港ではなく、郊外のシャルルロア空港を利用するため、一旦ブリュッセル南駅に戻りバスで空港まで向かいます。
この「ブリュッセル・シャルルロア空港」は、ほぼLCC専用の空港だけあって、建物も設備も簡素です。エアラインラウンジもなくあまりゆっくり過ごせる雰囲気ではありません。しかたなく空港カフェでお茶しながら搭乗時間を待ちます。ここでさきほど街中で食べるのを忘れていたベルギー・ワッフルを一応食しておきました(笑)
そしてここでまたまたトラブル発生!さすがLCCとでも言いましょうか、搭乗時刻になっても自分が乗るはずの機体がまだ空港に到着していません。結局2時間遅れてスロベニアの首都リュブリャナに向けて出発しました。まぁある程度想定されていたこととは言え、今回のタイトなスケジュールの旅行ではやっぱりちょっと痛いですよね。
本当なら夕方まだ明るいうちにリュブリャナに到着できるはずでしたが…(涙)
なんとか搭乗できた機内でふと思い出しました!あっベルギーの人とサッカーの話していない(笑)いやカフェの店員さんに注文し、駅員さんに道を聞いた以外短い滞在でベルギー人と話してなかったです(笑)せっかく健闘を讃えたかったのですが…。
今日のポイント
- 限られた時間でも旅を楽しめる場所がある
- 馴染みの街でも新たな行動パターン(今まで利用したことのない空港・航空会社)を試すことにより新鮮な視点を保つ
- 遅延等のトラブルを前提としたスケジュールを組むべし
(明日は「Day1~4都市め「スロベニア・リュブリャナ」編 お届けします)
【週末だけでヨーロッパ6カ国巡る旅】Day1~2都市め フランス・パリ
- 欧州出張中の週末、ロンドンからパリに移動する間に、週末の土日だけで欧州6カ国を巡った旅の記録
- 外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ている
- これにならい、過密スケジュールながら「週末旅」をひとつのプロジェクトとみなし実行
- 年間30ヵ国は旅するビジネストラベラーの【外資系2.0 旅行術」お楽しみください
さてとある週末の土曜日の早朝、朝6時のフライトでパリに到着しました。
そうです、この週末旅のゴールでもあるパリに先ず一番はじめに入り、そこから他の4カ国を巡るという旅程にしておりました。
週末ヨーロッパの旅はパリから電車で
週明けからのパリでの仕事の拠点となるホテルが今回は空港の近く(ロワジー地区)だったことが背景でもあります。
パリ・シャルルドゴール空港からまず空港近くのホテルに向かい、スーツケースなど大きめの荷物を預けて身軽にしてイザ週末旅の始まりです!
ここから電車(TGV)でまず最初の目的地ベルギーのブリュッセルに向かいます。
早速 電車遅延などのトラブル!
フランスの新幹線にあたるTGVは電車好きにはお馴染みですかね。
ブリュッセルまでは2時間少々で到着しますので、10時過ぎ発の電車でランチタイムには到着できる予定でした。
ところが・・・早速小さなトラブル発生です!
・座席が指定されてなかった
・列車の出発時間が遅延
座席は通常正規予約であれば事前に指定が可能で今まではだいたいそうしていました。今回は初めて日本語でサポートがあるという欧州全体をカバーする某「鉄道予約サイト」を利用してみました。知り合いのブロガーさんが紹介していたということもあったのですが、このサイトがトラブルの元でした。過去の経験から当たり前のように座席予約が出来ると思っていたら、こちらのサイトのサービスの対象外!当日駅の発券機で搭乗券を発行して初めて座席が分かるというものだったのです。Oh No!
これは良い経験でした。英語で通常の予約であればできることが、こちらのサイトでは対応していない。日本語サポートがあるかわりに、機能が一部制限されるということのようです。もちろん先に気づいていれば当サイトはそもそも利用しなかったでしょう。しかもその日本語のサポートですらまともに対応が無かったようで・・・(苦笑)
今回新しいサービスらしいのであえてこの日本語でのサイトを利用してみましたが、通常英語等で対応できるのであれば、現地のサイトで直接予約することが出来れば旅のコストを安く抑えることが可能です。日本語のサービスはそのぶん割高となっているということを知っておくべきです。
また、列車の出発時刻の遅延ですが、これはかなりよくあることです。今回は15分程度でしたので全体の旅程にもほとんど影響ありませんでしたが・・・今回の旅ではほとんど全ての交通機関で遅延が発生することになるとはこの時まだ知りませんでした。
海外を特にタイトなスケジュールで旅する際には、交通機関がある程度遅れることを見越して余裕を持ったスケジュールを組むことが必要です。今回はそれでも・・・というトラブルが相次ぎました。
短いパリ滞在?
今回の旅は最終地点もパリですが、ロンドンを出発して一旦パリに立ち寄っています。なので今日は、空港と直結している鉄道駅とその隣にあるホテルしか立ち寄っておらず、この数時間のパリ滞在では特に現地の人との交流もありませんでした(笑)
パリ自体はこの夏何度か訪れており、特にワールドカップ開催期間中に割と滞在しておりましたので、今回の現地での盛り上がりも目の当たりにしていました。今回は旅のゴール地点として、再度この国の人たちとワールドカップを振り返りサッカーを語る機会となるのでしょうか!?
いやそれ以前に本当に週末2日間で6か国全て訪問できたのでしょうか・・・?
今日のポイント
- 旅を安く済ませるには自分で手配すべし
- 旅行の仕組みを理解することでコストを下げられる
- 遅延等のトラブルを前提としたスケジュールを組むべし
(明日はDay1~3カ国目ベルギー・ブリュッセル編)
【週末だけでヨーロッパ6カ国巡る旅】Day1~1都市め 英国・ロンドン
外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ています。
私自身毎年30ヵ国を仕事で巡るワークスタイルですが、出張の合間にプライベートで旅した記録をお届けします。
週末欧州6カ国の旅のスタートはロンドン!
薄暗い早朝のロンドンの街を後にし、ヒースロー空港に向かいます。
パリ行きのエールフランス108便は朝6時出発。前夜はクライアントとのディナーで、まだ少々ビールとワインが身体に残っているのを感じながら、タクシーでヒースロー空港に到着したのはまだ朝5時前。既にそれなりに人が集まっている空港のチェックインスペースを抜け、エールフランスのラウンジに向かいます。
週末だけで欧州6カ国訪問は可能か!?
さてここから始まるこの週末…今回の旅の予定を振り返ってみます。
そもそもこの週末は、ロンドンからパリへの移動に充てる時間になるはずでした。先週1週間ロンドンで仕事をした後、来週1週間今度はパリでの仕事のためです。この週末を単純にロンドンからパリに移動して終わりにするのではなく、ヨーロッパ各国を巡る「旅の週末」にしようとしているのです。
今回の「週末旅」には以下の5つのルールを先に決めてから、旅の予定を組みました。
- 5か国以上巡ること
- 陸路を必ず一度は使う(全て飛行機での移動にしない)
- フライトの場合は過去未搭乗のLCCを一度は使う
- その都市のベタな観光名所で写真を撮る
- 訪れた全ての国で食事をとる(できればその国の名物)
その結果、以下の順番に6都市を巡ることになりました。
更にはこの旅には「裏のテーマ」も!(笑)
『2018年ワールドカップを振り返る旅』ということで、今大会優勝国~4位まで全ての国を巡り、更に日本代表チームが対戦した欧州のチーム2ヵ国も訪れるということになります。各地で出会うだろう人とはこの話題で盛り上がりますかね~(笑)特にベルギーの人とはどんな話題になるのでしょう!
(明日は「Day1~2都市め「フランス・パリ」編 お届けします)
【外資系2.0 チャンネル:ビジネス英会話のヒント】