外資系2.0という生き方

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日常が既に旅?ステイケーションって何?

いよいよ緊急事態宣言解除から、県をまたいだ移動が解禁され近場観光が徐々に回復してこようというタイミングです。

ワーケーションに続いてはステイケーション。新しい発想から生まれた言葉で「Stay+Vacation」しばらく前から聞く言葉になっていましたが、今回のコロナウイルス感染拡大に伴う在宅リモート勤務(テレワーク)の時期に更によく聞くようになりました。海外の英語での報道で特に耳にします。

 

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やや新しい言葉のせいか、定義はまだ定まっていないようなところがあるようですが、ひとまずは「近所にステイ」でしょうか。ワーケーションやリモートワークのように、Workという概念がないので、必ずしも仕事を持ち込むということではないようですが、旅を日常に組み入れるライフスタイルと言えます。

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ステイケーションって何?

その意味するところは、日帰りで行けるような場所、わざわざ外泊する必要もないほど近所の宿泊施設にあえて泊まるということでいいのではないでしょうか。

 

以前からホテル等が、週末だけをホテルで過ごす人たちのために「週末プラン」をプロモートしたりしていたことがありましたが、その進化版ではないでしょうか。

時々週末に近所の高級ホテルで過ごし、朝からジム、ホテル内のカフェでランチ、そのままスパでマッサージというリフレッシュできる時間を自分に設けているという人も居ます。

都心部に住んでいてそこが日常なのであれば、定期的にその日常を切り替える場所を持つ。別荘があればそれはひとつの選択肢なのかもしれませんが、非日常を得るためにはそうでなくてもよい。近所のホテルでも構わないということも考えられます。

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海外の報道で耳にするステイケーション 

日本でも緊急事態宣言が発令され、多くの人が自宅待機(ステイホーム)を強いられましたが、ご存じのとおり海外においてもそれは同じです。むしろ海外のほうが自宅ステイの強制力が強く街が都市封鎖(ロックダウン)となった場所も多かったですよね。

2020年も6月に入ってくると、一部の都市では徐々に規制が緩和されつつあります。人々が街に戻ってきて徐々に都市間移動もできるようになってきます。

それでも国境をまたいでの移動などや遠方への移動はまだまだ規制や遠慮の対象となっています。それでこそステイケーションの出番なのです。

なかなか長距離移動とはいかない、それでもロックダウンが明けて自宅から離れたい・・・そんな人たちが近所のホテルで非日常を体験する、そんな需要が高まり少しづつホテルの客室需要が戻ってきているそうです。

 

日本ではビジネスホテルが、自宅勤務でもなかなか家では仕事ができない人のために格安で部屋を貸出し、オフィス代わりに使って欲しいというプランを売り出していたようですが、これもステイケーション+ワーケーションかもしれませんね。

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更に進化型も?

外国人の友人が得意げに話してました。

「「自宅に泊まる」ってこともステイケーションと言ってしまえばいいんじゃない?」

どういうことでしょうか?どうやら、自分の家に居ても、旅に出たかのような非日常を感じられる工夫をしているということのようです。元気な男の子が3人も居る家庭で暮らす彼ですが、庭でキャンプ、ベランダでキャンプ、屋根でキャンプ・・・などあるようです(結局キャンプかい)そうなんですね、日本の住宅環境では難しいのかもしれませんが、いろいろと工夫のしがいはありそうです。

今回の自宅勤務で強制的に自宅へのステイを余儀なくされた我々ですが、うまく切替の出来た人はこんな発想をもっているのかもしれません。ようは、遠出をして旅に出なくても、旅で得られるような非日常感を創り出すことができでばいいということなのでしょう。こうしたことも広義のステイケーションに含まれるというわけですね。

 

 

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