外資系2.0という生き方

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1週間でスペイン7都市を巡る「ピンチョス旅」その5:巡礼の最終地点 サンティアゴ・デ・コンポステーラ

世界遺産の数で世界トップクラスのスペイン!
2018年のクリスマスシーズンに、1週間でスペイン6都市を巡る旅をしてきました。飛行機に乗れば乗るほどお得になり、新幹線並みの値段でスペイン往復+国内便10本という、毎日マドリード空港と地方都市の往復というちょっと普通じゃないこの旅程。

スペイン料理のピンチョスをつまみ食いするような美味しい旅のレポートです。

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第3都市め:巡礼の最終地点サンティアゴ・デ・コンポステーラ

憧れの島マジョルカ島でクリスマスイブを過ごした翌朝早速空港に向かい、マドリード経由でサンティアゴに向かいました。

スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラといえば、その存在自体が世界遺産!あの有名なキリスト教の巡礼地の最終地点ということになります。

私の知り合いでも、バイク、自転車、そして徒歩でこの巡礼の旅800キロを制覇したツワモノたちがいらっしゃいます。聞くところによるとそれはドラマであり大いなる感動を得る機会だとのこと…想像に容易いですよね~。道中やその苦労も含めて感動の旅になるのだろうと思います。

その長く厳しい巡礼時のゴール地点まで…飛行機でイッキに行ってしまった私(汗)まぁいいじゃないですか、いつか挑戦します(笑)

そして今回のサンティアゴの旅にはもうひとつの目的がありました。それは…

パラドールに宿泊すること!!

そうです世界中のスペイン旅行者のあこがれパラドール!特にサンティアゴのものは評判を聞いていましたので期待で胸が膨らみます。

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パラドールとは!?

スペイン全土に点在する国営のホテルなのですが…その多くがかつてのお城や貴族の屋敷だったりする歴史ある建造物であり、内装はしっかりキレイで安全に整えられているものの建物自体は当時のまま保存されています。ひとことでいえば…

お城に泊まれる!

サンチアゴのパラドールはかつての巡礼者用の病院宿舎の建物だと聞きます…楽しみですね~

(パラドール:サンチアゴデコンポステーラ 公式サイト)

www.parador.es


巡礼者でもないのにサンチアゴを散歩

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空港から市内へ

バスで移動しましたが、空港自体少し古い印象がありましたが、施設内あちこちに「巡礼の旅」関係の情報ブースなどがあり、空港で早速巡礼用の杖(貝殻付きがお約束)を持った人を何人かみかけました。

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旧市街地を散策

午前中に市内につきましたが、サンチアゴの街自体はそんなに大きくなく、世界遺産である旧市街地エリアは徒歩で充分散策できます。

そして…やっぱりヨーロッパの「クリスマスあるある」閉まっている店が多いですね~。でもクリスマスなのでたくさんの家族連れが道を歩いていました。

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スペインや西ヨーロッパの多くの街の旧市街地は当時の趣を残していますが、このサンチアゴの旧市街地はさすが世界遺産に登録されているだけあってか、特に雰囲気を感じました。多くの人が巡礼の最後に身を寄せ旅の疲れを癒す…。そう静かな「癒し」の雰囲気に満ち溢れています。


サンチアゴ大聖堂

しばらく散歩すると街のランドマークである大聖堂のある広場に到着しました。これは大迫力!

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この大聖堂が本当に広大で荘厳な雰囲気をもって見降ろしてきます。静かに力強い建物の雰囲気にしばし見とれてしまいますが…内装も質素かつ豪華な素晴らしい作りになっていました。

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おまたせサンチアゴのパラドール到着

サンチアゴのパラドールは正に大聖堂が見降ろす広場に面した場所にありました。つまり大聖堂のすぐ前ということですね…。

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こちらのパラドール「オスタル・ドス・レイス・カトリコス」という名称もあり、かつての王立病院の建物を保存しホテルに改装したものです。歴史上の人物が洗礼を受けた場所だったりと、さすがに歴史ある建物です。この建物全体が醸し出す雰囲気についうっとりしてしまうほどでした。

内部はみるからに歴史建造物で博物館であってもおかしくなようなものでした。館内を歩いているとあちこちに「宿泊者のみ見学可能」の標識があり、宿泊者のみ入れる場所もかなりありました。

(パラドール:サンチアゴデコンポステーラ 公式動画)

www.youtube.com

 

正に世界遺産に泊まる!この夢を実現させてくれる場所のひとつです。

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老舗レストランでディナー!北スペイン・ガリシア地方のグルメとは!

スペインという国自体グルメ大国で各都市に世界的な有名なレストランが沢山あるのですが、実はその中でも特にスペイン北部に有力店が集中しています。それを聞くと、カタルーニャやアンダルシアではないのか?と言われるのですが、実はそうなのです。サンチアゴのあるガリシア地方はシブいながらもスペイン料理の中でも「ガリシア料理」とジャンル分けされるほどの地位を気づいています(「九州料理」みたいな感じでしょうか)


今回宿泊しているパラドールの地下レストランで食事することにしました。先ほどのパラドールの紹介ビデオにも出てきてますが、地下の空間を利用した素晴らしい内装のレストランでした。クリスマスディナーということでいつもと違ったメニューもあるようでしたが、やはりここは伝統的なガリシア料理のコースを頂きました。ワインペアリングのコースでしたので、ひと皿毎にその料理に併せたグラスワインを持ってきてくれます。このワインもほぼ全てがガリシア地方のものでした。

非日常の雰囲気の中で味わうクリスマスディナーは格別でした。

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次の目的地はコスタ・デル・ソル

ある意味スペインの中でも歴史の古い街を訪れレトロな気分になったところで翌日は再度移動ですね。今度は再度イベリア半島を縦断し、地中海側に戻ります。スペインの南海岸のアンダルシア地方!その名のとおり太陽が降り注ぐイメージのリゾートなエリアに戻ります!

 

人生に必要な時間:過去を見つめなおし自分の未来に思いを馳せる

さて今回のスペイン旅のレポート、完全に旅ブログ化しており、普段の外資系2.0なメッセージがあまりありませんね。まぁ年末の旅でしたのでご勘弁ください。

しかし年末年始や、まとまって休みが取れる時ブレイクの時期こそ、我々ビジネスパーソンにとって大事な時間ですよね。

節目の時期に改めて自分自身と将来について考える時間を持つ。私は割とことあるごとに考えてはいますが、忙しい日常のなかではそうした時間が取れず日々流されている人も多いのでは無いでしょうか。そんな人こそ旅に出て非日常の中で自分と向き合う時間を持って欲しいと思います。

特に自然か歴史に触れながらだとその効果は高いのです…それについてはまたお話します。

(次回はコスタデルソル編)

 

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