ココが(マジで)ヘンだよ…日本企業!(の秘密)
(
(Japan Sales Mastery:グレッグ・ストーリー氏著)
外国人コンサルタントが書いた「日本企業向けの営業本」
というのを読む機会がありました。
それがこの本「Japan Sales Mastery」
人材教育の世界的大手「デール・カーネギー社」
日本法人代表のグレッグ・ストーリー博士の著書です。
日本企業に限らず大手企業に向けてセールス活動を行う
ことへの指南書ということで広い視点から書かれてました。
ただ日本企業に営業する際の注意点として何点か指摘
されていたのが興味を引きました。
・日本企業は一度の提案で決めることは先ず無い。
・詳細にこだわり全て知っておかないといけない。
・日本企業はサービスは無料だと思っている。
・業務提案よりも金額提案のみを依頼することがある。
・既に別業者を決めていて見積もりを依頼することがある。
・納期的に無理なお願いが割りと頻繁に来る。
・外国企業が普通外部業者に依頼するような業務も、
日本企業では社内の人員が担うことが多い
・日本企業の社員は直属の上司の言うことは聞いても、
社長が全社的に出している指示は無視する
等々・・・。
また、日本では「お客様は神様」と言われるが、実際は業者の
扱いは極めて悪く、神様というより「鬼」であることが多い。
という記述まで・・・(笑)
確かにそのとおりだな~と思いながら、ある意味日本人に
とっては当たり前だったり、納得できる事実もありますよね。
一方外国人にとっては不思議で理解し難い事実もあるのです。
このギャップは価値になります。
日本人にはわかることが、外国人には理解し難い。
これについて外国人に説明できるとそれは価値になるのです。
アナタにとって当たり前の日本の事実を、違う視点からみると
そうではないということに気づいた瞬間アナタの価値は上がる。
是非この視点を意識頂ければと思います。
そして上記のような点以外にも、私でさえも驚きの日本企業の
実態があり、外国人のクライアントや友人が驚愕した・・・
ということがありました。
(それについては明日に続きます)