外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

ココが(マジで)ヘンだよ…日本企業!(の秘密)

f:id:bermuda2006:20180510080458j:plain

(Japan Sales Mastery:グレッグ・ストーリー氏著)

 

外国人コンサルタントが書いた「日本企業向けの営業本」

というのを読む機会がありました。

 

それがこの本「Japan Sales Mastery」

 

 

人材教育の世界的大手「デール・カーネギー社」

日本法人代表のグレッグ・ストーリー博士の著書です。

日本企業に限らず大手企業に向けてセールス活動を行う

ことへの指南書ということで広い視点から書かれてました。

 

ただ日本企業に営業する際の注意点として何点か指摘

されていたのが興味を引きました。

 

・日本企業は一度の提案で決めることは先ず無い。

・詳細にこだわり全て知っておかないといけない。

・日本企業はサービスは無料だと思っている。

・業務提案よりも金額提案のみを依頼することがある。

・既に別業者を決めていて見積もりを依頼することがある。

・納期的に無理なお願いが割りと頻繁に来る。

・外国企業が普通外部業者に依頼するような業務も、

 日本企業では社内の人員が担うことが多い

・日本企業の社員は直属の上司の言うことは聞いても、

 社長が全社的に出している指示は無視する

 

等々・・・。

 

また、日本では「お客様は神様」と言われるが、実際は業者の

扱いは極めて悪く、神様というより「鬼」であることが多い。

という記述まで・・・(笑)

 

確かにそのとおりだな~と思いながら、ある意味日本人に

とっては当たり前だったり、納得できる事実もありますよね。

 

一方外国人にとっては不思議で理解し難い事実もあるのです。

 

このギャップは価値になります。

日本人にはわかることが、外国人には理解し難い。

これについて外国人に説明できるとそれは価値になるのです。

 

アナタにとって当たり前の日本の事実を、違う視点からみると

そうではないということに気づいた瞬間アナタの価値は上がる。

是非この視点を意識頂ければと思います。

 

そして上記のような点以外にも、私でさえも驚きの日本企業の

実態があり、外国人のクライアントや友人が驚愕した・・・

ということがありました。

 

(それについては明日に続きます)

 

 リスボンからお届け~外資コンサルテクニック!

youtu.be