外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

日本人が知らない「インド・バンガロール」でみられる21世紀型の爆発的発展!

今日本人が注目すべき都市「バンガロール」とは!?

 

アジアのシリコンバレーとして、本家シリコンバレーが、

そして世界が熱い視線を注ぐインドの都市バンガロール

世界の反応に反して日本では注目度がイマイチ・・・?

しかしそこに本当のチャンスがあった!

 

行って来ました。。。

この目で見てきたこと、外国人の友人から聞いたことを

含めてレポートします。

 

「今日本人が注目すべき都市:バンガロール」 

第1章. 21世紀型の爆発的発展

第2章. 世界が注目する理由

第3章. 日本で知られていない理由

第4章. 日本人として何をすべきか?

 

今日は「第1章:バンガロールでみられる21世紀型の爆発的発展」をお届けします。

 

再度元ソニー・インディア社長・武鑓行雄氏の

著書「インド・シフト」からの引用ですが、

「日本はもっとバンガロールを知るべきだ」

「もっと人材を送り投資すべきだ」

その背景を詳しくみてみましょう…。

 

バンガロールという街のイメージ >

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(画像:Futuristic Environment)

 

世界中の大手IT企業が進出し、世界最大開発拠点を

構えているのがこのバンガロール

シリコンバレー企業も注目し、IT関連の見本市や

スタートアップ企業のイベントも目白押し

ITという社会最先端の分野で世界の注目を集める都市

になっているのです。

 

外国人が生活の拠点を構え、ビジネスがやり易い街で

あるといわれています。

そして、実はインド人の友人曰くインド人の間でも

「今イケてる街」だそうです。

外国人にとってもインド人にとっても人気の理由は…

 

  • 気候がいい:都市によっては年中猛暑の町も多い中、比較的涼しく乾いた気候だそうです。
  • 環境がいい:交通インフラや外国人でも過ごしやすい都市機能が比較的整備されているのだとか。
  • 食事が美味しい南インドのグルメだけでなく、世界各国のレストランがあり安価で楽しめる。
  • 安全な街である: 治安が良く、先進的医療サービスを提供する大病院がいくつもある
  • 人が洗練されている: 国際的ビジネスパーソンが多いだけでなく、一般の人も英語を喋る等…

 これが事前に聞いたバンガロールの評価です。

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(画像:スターウォーズ4より)

 

もちろんインド人と外国人からのみのヒアリングです。

自分の目で確認する必要がありましたが、なんとなく

「インドのシリコンバレー」のイメージが沸いてきました!

気候が良くて洗練されていて安全で食事が美味しい…

本家シリコンバレーや、近隣のサンディエゴのような

世界中があこがれる、是非行ってみたいと思わせる…

キラキラハイテク都市

をイメージしていました。

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(写真:フォーブス)

 

さあ現実はどうでしょうか・・・!

ワクワクしながらバンガロールに到着しました!

 

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< 私が見たバンガロールの真実 >

 

空港に降り立ってまず、新しくてキレイな空港

テンションが上がります・・・!

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入国審査でかなり待たされ、ビザのチェックにも

時間がかかり…いつものインドを感じる嫌な予感

そしてキレイな空港を一歩出ると・・あれ?

いつものインドの田舎の風景です。

まあ~空港周辺はどの国もたいがい田舎です(苦笑)

 

しかし車で30~40分走って到着した都市部は違う

さすがにキレイで洗練されている

・・・ようでどこかちょっといなたい(苦笑)

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 少し車で移動しようとすると大渋滞で時間がかかり、

道路を歩けば舗装されてなくホコリで黒い靴が白く汚れ

IT都市なのに高級ホテルのWIFIはつながりがイマイチ

涼しいと聞いていたのに汗がダラダラ・・・

おまけにUBERドライバーは予約を勝手にキャンセル

しやがって・・・(汗)

 

あれれ・・・聞いてた話とちょっと違うぞ!

 

ようやくつかまったUBERドライバーは、郊外を運転中

予定の道が閉鎖されていたので、なんと目的地に行くのを

諦めて途中でクルマを止めて「ここで降りろ」と…!

「冗談じゃない。勝手に仕事投げ出すんじゃない!」

いくら話しても、どうやら英語があまりわからないようで

「降りろ」「降りろ」を繰り返すだけで…。

仕方なく郊外の道端で、別のUBERを探すもののスマホ

電波状況が悪くなんと「2G」!

挙句の果てには、一度つかまったUBERを待っていると・・・

電波が突然「圏外」に!

 

どうなっとんじゃー!!

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バンガロールの破壊的発展の背景 >

 

実際に体験してみたバンガロールは「南インドの田舎町」と

新興都市」の2面性を持っていました。

開発地区のビル群の町並みは洗練されていてキレイですが、

ひとたびそのエリアを離れると、

舗装されていない道端牛が歩くという田舎町の風景です。

 

この発展地域と郊外エリアのギャップがすごいです!

急激な発展に社会インフラが追い付いてないのです

この「アンバランスな発展」があったのです。

バンガロールがインドのITハブと言われるようになり

既に10年以上経ちます。

一方ではまだ10年そこらなのです。

 

現在進行形の発展が目の当たりにできるのです。

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人間は過去の経験に頼りがちです。

他国の発展を見るときついつい自国が今まで歩んできた道のりと

比較してしまいます。

日本人はほとんどこの思考で、

日本より「進んでる」「遅れてる」と捉えがちなのですが、

バンガロールに居ると、

このモノサシ自体が古いことを痛感させられます。

 

日本が今まで経験してきた経験のステージとは順番が違うのです。

 

バンガロールに限らず現在の新興国の発展全てに言えます。

中国もアフリカ諸国も同じ傾向にあります。

 

例えば通信インフラも「固定電話→携帯電話」ではなく

いきなり携帯とWIFIですよね。

決済も「現金→クレジットカード→スマホ」ではなく

はじめからキャッシュレス!

もともとATM網が整備されてないのでイッキに飛んでます。

クレジットカードすら使わずスマホアプリで決済してます。

 

既存のインフラがあると自然のうちにそこに依存し、

変化が起きにくい。

 

ゼロからの発展だと今のニーズに併せて開発できる

インフラが整っていない「不便」から生み出される価値

段階的発展ではなく、爆発的発展の背景なんですね。

 

日本で起きにくいイノベーションがここにはあるのです。

それを目の当たりにしました。

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< なぜバンガロールは世界の注目を集めるのか >

 

明日はバンガロールの魅力についてお伝えします。

インドの他の都市と何が違うのか?

アジアの他の都市と何が違うのか?

私が実際に見て感じたその魅力をお伝えします!

(明日に続く)

 

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