外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

羽生結弦選手の目標設定&実現プロセス

ピョンチャンオリンピックでは数々の

名場面が生まれました。

中でも羽生選手の活躍は印象的でした。

絶対王者の彼を超えられる者はそういない。

 

彼は正にグローバルな世界で勝負し、

見事に勝利したのです。

f:id:bermuda2006:20180225192504j:plain

 (写真:Biz Journal)

 

特に感動を誘ったのが、最大のライバル

自分自身勝ったという事実。

ケガやプレッシャーの困難を乗り越えて。

 

彼のインタビューや記事を読んでいると、

外資系で重視される要素を沢山持っている

達人だと感じます。

 

・セルフマネジメント

・ポジション・アピール力

・周囲を巻き込む力

 

そして特に凄いのが、その目標達成への

マネジメント力です。

彼の18歳当時の目標設定は本当に驚きました!

当時誰も想像すらできなかった300点という

高い目標を実現するため、

自分の演技を細かくブレイクダウンし、

どこで何をどの水準までいつまでに高め、

そのため何をやるべきかを常に組み立て

実行してきたそうです。

 

目標を明確にイメージし、

そのための行動を詳細に設定

それを徹底的にやりぬいたのです!

 

これは外資系企業でも通常実践される

目標設定と達成までのプロセスと同じです。

 

外資系企業の目標設定の基準は変わりつつあり、

数値目標だけではなくそこにモチベーションなど

数値化できない要素が入りつつあることを

以前お話しました。

 

ただ基本的なプロセスとしては、緻密に

プランニングを行う原則は変わりません。

 

・目標をSMARTフォーマットで設定する

 具体的かつ詳細に設定します

・更にそれを細かくブレイクダウンし

 項目目標に分けます。

 MECEフォーマットで漏れや重複無く行います

・各目標に対して時間軸でいつまでに何をという

 より具体的なプランを時間軸に落し込みます

・プランには見直しと再構築を設定します。

 PDCAというフォーマットでおなじみですね。

 

そしてプランの実行には徹底的にこだわること。

ここが簡単ではない。

だからモチベーションが大事であり

ワクワクファクターが必要なのです。

 

やらされてやる目標設定や

言わされて言うゴールには

何の意味もありません。

 

ただそこに明確にインセンティブが

結びついているのも外資系の特徴であり、

そこに個人のワクワク感・幸福感を必ず

入れるようになってきているのです。

 

羽生選手には人並みはずれた精神力があり

そこはなかなか真似できませんが、

あなたにも取り入れられる彼のプロセスは

あるはずです。