外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

今再確認しておきたいビジネス用語:BYOD

昨日はコンビニのレジ袋有料化、エコバックからみる日本の環境意識の遅れと変化について少し触れましたね。

 

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もちろんエコ意識の強い人は、かなり以前から「マイ箸」「マイタンブラー」「マイシューズ」等自分自身で使うものを持ち歩いていたわけですが(一番最後のはボウリング用語か・・・)

それと似たようなことが最近オフィスでも聞くようになってきました。

 

それが今回のテーマ BYOD

 

新しい言葉ではなく10年程前から英語圏では使われるフレーズではありました。ところが、最近の新型コロナウイルス感染拡大問題で、再度よく耳にするようになってきているのです。この機会に復習しておきましょう。

 

BYOD= Bring Your Own Device (自分のデバイス(デジタル機器)を自分で持ってきてね)

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個人所有のスマホタブレット等をオフィスに持参し、それらの機器を会社のネットワークに接続することで使うというものです。日本の大手企業ではちょっとまだ考えにくいですね。セキュリティの意識が強く、これらの機器は全て会社に属するものを使用すること、会社の機器でのみ会社のネットワークに接続できるという企業が多いですよね。

 

ところがそれもコロナにより状況が少し変わってきています。欧米企業が個人のデバイスでの仕事を可能としてきたように、日本企業の中にも一部認め始めている企業が出始めています。いや、自粛期間でやむを得ずというケースもあったようですが。。。

 

「個人のモノを持ち込んで使う」というのがBYOという考え方で、日本でいうところの前述の「マイ~」に当たります。

 

このBYOは元々飲食店やパーティーなどで使われていた言葉でした。

 

知人のホームパーティーの案内に「BYOB」とあれば「Bring Your Own BEERs」(自分が飲むビールは自分で持参してね)、料理や場所は提供するけど飲み物は飲みたい分だけ持参するようにというルールで開催されるパーティーのことです。

 

また、米国カリフォルニアや、オーストラリア等のワイナリーエリアに行くと、地元のレストランには「BYO」という看板をよくみかけます。こちらも「ワインの持ち込みOK」という意味です。ワイナリーエリアですので、試飲したワインをボトルで買うことが多いですよね。そんなエリアのレストランでは自分のお気に入りのワインを近くのワイナリーで購入して持ち込んでもいいよというルールにしていることがあります(時々持込料=抜栓料がかかることもありますが)

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 BYOという概念、BYOBという定番の言葉から派生したオフィス英語BYODなんてちょっとおしゃれな響きだな~と思っていました。

 

これから皆さんももっと耳にすることが増えるかもしれませんね。

 

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