外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

ミカ・ハッキネン氏との再会 2019

ミカ・ハッキネン氏と言えば言わずと知れた元F1王者!であり世界のレジェンド・アスリートのひとりです。

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鈴鹿サーキット・ウェブサイトより

ミカ・ハッキネンという人物

90年代のF1をミハエル・シューマッハと共に大いに盛上げた偉大なチャンピオンなだけでなく、人柄や考え方で、モータースポーツに留まらない人気と影響力を持った人です。日本ではF1やモータースポーツ好きにはお馴染みでも、一般的な知名度はそこまででもないかもしれませんが、世界ではセレブのひとりです。

ja.wikipedia.org

現在もスポーツやビジネスの分野で活躍されているご本人に、著者はこの数年で2度ほどお会いしたことがあり、 噂通りのその人柄と魅力にひかれていました。

礼儀正しいジェントルマンである彼には確固たる哲学のようなものを感じており、その背景には何があるのかと興味を持ち、本人に聞いてみました。もちろん来日中の多忙な彼と直接会話を交わす時間が長いわけではなく、短い会話の中で大きなヒントを得られたのです。

彼の人格・哲学の形成、そしてスポーツをはじめ多くの分野での成功にはとある「メンター」の存在があったのです。

 

ミカ・ハッキネン 哲学バックグラウンド 

それは彼の母国でもあるフィンランド出身の医師・トレーナーの「アキ・ヒンツァ」氏です。

 (アキ・ヒンツァ氏の著書「The Core. Better Life, Better Performance」)

 

ご本人は2016年に亡くなっていますが、彼の哲学や手法はメソッド化され、現在もF1をはじめとするトップアスリートやヨーロッパの大企業のトップ等に採用されていると聞きます。極限のプレッシャーの中で生きる人たちのメンタル面に多くの影響を与え続けているのです。

現在日本のビジネスにおいても、いわゆる「北欧」が注目されています、米国流でもなく西欧流でもない、新たな考え方をベースにしたビジネスやマネジメントの手法は、実は我々日本人ビジネスパーソンの仕事術と合うことも多く、参考になる点が沢山です。フィンランドの北欧流手法とアキ・ヒンツァ氏のメソッドは是非またどこかでじっくりご紹介したいと思います。

 

ミカ・ハッキネン 再来日!

この数年間比較的頻繁に来日している彼ですが、ゲスト、コメンテーターとしての来日が続いていましたが、今回はなんと「レーシングドライバー」としての来日です!

三重県鈴鹿サーキットで開催される「10時間耐久レース」の参加選手としての出場なのです!これはすごい!かつてのレジェンドが現役選手と同じ舞台でガチンコ勝負の場に登場するのです。

鈴鹿サーキット・10時間耐久レース

https://www.suzukacircuit.jp/10h/special/mika-hakkinen/

既に成功者として悠々自適生活をエンジョイしてもいいはずの人なのに、まだまだ挑戦する姿勢を失わない人、今週末彼との再会でいったいどんな言葉が聞けるのか…。

今後日本人ビジネスパーソンに生き残るヒントを与えてくれるひとりとして注目すべき人物、再会が楽しみでなりません。