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日本人が知らない中国の大都市「泉州」で驚くべき日本の姿をみた!

さて2019年に入り3週間ですが、既に4~5か国訪問しています。

MIT等を訪問した米国から帰ってそのままシンガポール等の東南アジア~からの~中国に来ています。

今回は中国でちょっと驚くことがありましたのでお伝えします。

 

2019年に訪れたい場所ランキング急上昇!? 中国の泉州市は要チェック!

そうなんです、イキナリ答えを言っちゃってますが(開き直ってタイトル変更。笑)、今回訪れているのが「泉州」です。

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香港からここ泉州市に入ったのですが・・・実は当初泉州を訪れるのは全く予定にありませんでした。事故みたいに(笑)たまたま来ることになったのです!

今回本当に用事があったのは厦門(アモイ)市でしたが、ちょうどよいフライトが満席で他のフライト時間とどうも合わず、迷っている間にもうひとつ隣の空港からも行けるということに気づきました。それが「泉州晋江空港」だったのです。ここからバスで厦門までいけると気付きました。

 

そしてせっかく泉州空港にいるということで泉州市自体にも行ってみることにしました(結局そんなことやってるから予定が更に変わってくる…笑)

 

なぜ誰も知らない!?「泉州市」

中国の泉州と聞いてピンとくる方、イメージできる方、どれくらいいらっしゃいますでしょうか? 

正直私は全くピンとこなかったので、空港から街の行き方からどんな名所があるのか等ちらっと調べてみたのですが、どうもあまり情報がみあたりません。Trip Advisorでお薦め観光スポットは出ますが、私はあまり信頼していないので(笑)日本語の情報となるとほとんど無いんですね。

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日本の関西に「泉州地方」というのがあり、関西空港等を含む大阪南部のことを指すのですが、ほとんどそっちのほうの情報しか検索されてませんでした(笑)

 

今回はあまり時間も無く結局情報をほとんど収集せずに現地入りしました。

 

普段からこちらのブログで海外渡航の際にはリスクマネジメントのため情報収集が必要ですとお伝えしています。完成近い次の書籍「ビジネスパーソンのための旅行術」の書籍でも強調しているというのに・・・自分ができてないなんて(笑)ええ私は旅慣れていますから(笑)

というカンジで結局ほとんど何も調べないまま現地入りしました~。悪い例です(笑)

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なんと魅力溢れる泉州市!

 街を歩いてみて早速驚きました!なんというか街に独特の雰囲気があるのです!中国のいち地方都市ではない何かがここにはあるそう直感しました!

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まずは近代ヨーロッパ風の建物群です!そうです日本ですと神戸や横浜でみられるようなモダン建築が立ち並んでいるではありませんか。全く期待していなかった流れであり、散歩していてワクワクしてきました。

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もちろん地域によっては古き良き時代の中国をイメージさせてくれるようなエリアがあったり、イスラム文化の影響がみられる建築の寺があったり、古い教会があったり・・・。本当に中心部を散歩して建物を眺めながら歩いているだけでも飽きない、そんな街だったのです。

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途中繁華街もとおりましたが、ソウルや台湾のような若者たちが食べ歩きするような手軽に食べられるストリートフードの屋台や小さな店舗が立ち並らぶエリアもありそれはそれで楽しかったです。

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しかし建物が概してレトロであり、伝統的な中国文化以外の多様化された文化の影響もみられます・・・泉州市の歴史的背景に俄然興味が沸きました!

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聞いて納得!シルクロードの拠点!

 

調べてみてまず飛び込んできたキーワードが「海上貿易」です。

シルクロード貿易が繁栄していた時代の重要貿易拠点のひとつだったそうで、マルコポーロが実際に訪れて東方見聞録に街の繁栄を記していますし、それ以前にアラビアンナイトでも街の存在が認識されているということなのです。つまりアラブ世界にも名の届く繁栄ぶりだったんですね~それでイスラム様式の建物もみられたということでしょうか。

明朝の時代になって厦門等の他の都市に徐々に貿易拠点が移行していったそうですが、それまでは繁栄を誇っていたということなんですね~。現在中国の主要都市としてあまり名前が挙げられることが少ないのですが、人口800万人を誇るそれなりの規模の都市なんですね~。市は2020年までにDGP1兆元都市を目指しているようです。

 

つまり日本で知名度や注目度が高くないことで無視していいほど小さな規模の都市では無かったのですね。

 

やっぱり中国は広く懐が深い国だな~と改めて思いました。

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定期的に訪れたい国それが中国!

 

著書「外資系エグゼクティブ最強の仕事術」や当ブログでお伝えしていますが、海外にどんどん出て知見を広げましょう。海外旅行は年に一度気合い入れていくものではなく、実は気軽~に行けるものだと認識を改めましょう。そして海外旅行に対しての心理的ハードルが下がったら、世界で重要とされる場所・アナタにとって大切な場所を定期的に訪れてその変化を定点観測しましょう・・・というのが私からのメッセージです(笑)

 

 

今政治・経済の分野で地球を引っ張っているのは間違いなく米国中国です。もし定点観測の場選びに迷ったらこの2つの国をどちらも毎年訪れるようにすればいいのです(笑)

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中国は特に近いのである意味訪れやすいと言えます。別の意味ではちょっとハードルの高さもありますが(笑)

泉州は日本の主要空港からであれば週末でも滞在できます。そうなんです、その気になれば次の週末にも行けるのです!

 

次回は今回の中国訪問で気が付いた「中国の今」をお届けします。お見逃しなく!

 

 

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