外資系2.0という生き方

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【週末だけでヨーロッパ6カ国巡る旅】最終日~まとめ!旅から得た重要な外資系2.0なモノ

いよいよパリに戻って仕事です。土曜日の朝ロンドンを出発し、一旦パリ入りしてそこからこの週末で更に4か国を旅してきました。あえて自分にテーマと条件を課し、トライしてみた「週末ヨーロッパ6か国旅」・・・無事に完結できたのでしょうか?私はこの旅から何を得たのでしょうか?

  • 欧州出張中の週末、ロンドンからパリに移動する間に、週末の土日だけで欧州6カ国を巡った旅の記録
  • 外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ている
  • これにならい、過密スケジュールながら「週末旅」をひとつのプロジェクトとみなし実行
  • 年間30ヵ国は旅するビジネストラベラーの【外資系2.0 旅行術」の旅行記お楽しみください

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 ポーランドから朝イチのフライトでパリに戻る

結局このフライトも若干遅れて、ホント見事に全ての予約していた交通機関で遅延が発生するという旅でした(電車1本、バス1本、フライト3本)しかしそれでも旅の旅程に大きな影響は無く、というよりある程度想定しておいて良かったと思いました。

今回のように土日で6か国という無茶な旅では、旅程の組み方に無理が出がちです。それでもギリギリの日程を組んでいたのでは、ひとつのリスクが顕在化したら、それ以降全ての予定に影響が出てしまい終わりです。

 

仕事の予定の組み方も同じです。似たようなやり方になっている人周囲に居ませんか?アナタ自身はどうでしょうか?

 

昨夜来たばかりの、ポーランドワルシャワフレデリック・ショパン空港」は人もまだまばらでした。

この空港のLOT(ポーランド空港)のエグゼクティブラウンジはなかなか居心地が良かったです。そんなに広くは無いのですが、コンパクトながら、個人ソファの座り心地もよいデザインで、広くないスペースでも狭苦しさを感じさせない設計になっているようでした。料理も地元料理っぽいものが早朝からしっかり並んでいて良かったです。世界中の空港ラウンジを巡っているマニアックな私を満足させるセンスはなかなかではないでしょうか(笑)

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パリに無事到着

遅延はそこまで大きくなく、無事にパリのシャルルドゴール空港に戻りました。あとは真っすぐ宿泊先のホテルに向かい、身支度を整えて仕事に向かいます。

不思議と週末6か国も巡った疲れはなく、心身ともにリフレッシュしたスッキリした気持ちで仕事にのぞむことができました。

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今回の旅を振り返り~旅から得たもの

さて今回の旅を振り返り自身で何が出来たのか何を得たのか検証してみたいと思います。

 

① 旅の条件~自分への課題

今回の「週末旅」には以下の5つのルールを先に決めてから、旅の予定を組みました。

  1. 5か国以上巡ること
  2. 陸路を必ず一度は使う(全て飛行機での移動にしない)
  3. フライトの場合は過去未搭乗のLCCを一度は使う
  4. その都市のベタな観光名所で写真を撮る
  5. 訪れた全ての国で食事をとる(できればその国の名物)

これらを先ず自分に課してみました。それぞれに理由はあるのですが、やはり普段通り安きに流れないように旅に刺激を与える意味合いが大きかったかなと思います。

私の師匠のひとりは遺伝子の専門家なのですが、「普段の生活から離れ新たな環境に身を置きそこでの課題を乗り越えることで生物は進化してきた」これは遺伝子上そうなっている…らしいのです。非日常の中で新たな自分を発見することは旅の目的のひとつとしてお薦めしていますが、結局それもいつもと同じようなパターンで旅をしていれば非日常にならないのです。

私はヨーロッパは頻繁に出向きますので、今回いつもと旅のパターンを変えてみたのです。それがこんなに刺激的な週末旅になるとは思いませんでした。

 

プロジェクトマネジメント&リスクマネジメント

 上記のとおりの前提条件で、全ての旅程をこなし、無事に帰ってきたことで一番の目的は達成されたかなと思います。

また、今回全ての交通機関で遅延が発生するというトラブルもありましたが、もともとそれらのリスクを織り込んだ予定にしていたのも事実で、その意味ではリスクマネジメントも今回はうまくいったのかなと・・・。

 

それ以外のトラブルも全て調整可能でしたし、乗り越えて帰ってこられた。現場でうまく対応できたということかと思います。

旅をしていると本当に沢山のトラブルに見舞われます。時々本当に困ったことにもなりますが、それらに臨機応変に対応し乗り越えることができる能力は、現場でのみ鍛えられるでしょう。そういう意味では今回はそこまで深刻なトラブルでなかったことが有難いと思いますし、対応できる範囲のトラブルはスムーズに対応できたのかなと思います。

 

③ リフレッシュ

普段から週末海外旅行を推奨している私ですが、週末にホントに大きな体験を通じて様々なことをインプットすることは、先ずアタマの中をリフレッシュさせてくれます。

 

今回の旅も実は前の週のロンドンで発生した仕事の問題を、今週のパリで解決しないといけないという課題を抱えたままの週末旅行でした。もしかしたらこういう場合、深刻に考えすぎる人だと、ずっとパリに滞在していると、悩んでしまってついホテルの部屋にこもりがちになってしまうのかもしれませんね。私の知人にもいますこういうタイプ。

 

このような場合しっかり向き合って問題解決になればいいのですが、往々にして解決に向けて正しい思考で考える前に悩んでしまうという人が多いようです。そんな人こそ、一旦課題をアタマから外して気分転換の時間を持つことが大事だったりします。今回のような旅ですと、常に旅の旅程を確認しないといえませんので、なかなかじっくり考える時間が取れないのですが、それがむしろいいのです。 

一旦問題から離れてアタマの中をクリアにすること、むしろ問題解決の糸口が見つかる場合があります。旅先では感覚が澄まされ思いもよらないアイデアがひらめくことがあります。是非皆さんにもこんな体験をしてみてもらいたいです。

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週末旅の奨め

ということで、週末だけでヨーロッパ6カ国を巡る旅のレポート如何でしたでしょうか?

自分自身毎月海外に出て常に移動を続けているライフスタイルながら、当ブログにて旅行記をレポートする機会がいままであまりありませんでしたが、今回はこのような形でシリーズものとしてお届けしました。お楽しみいただけたのであれば幸いです。

 

そして今回はそもそもヨーロッパに居るという状態で、週末旅を組みましたが、是非次回は日本から出発で楽しむ週末旅についてお届けしたいですね。

 

週末旅のポイント

  • 工夫次第で週末を有意義に過ごせる海外旅行ができる
  • ビジネスパーソンであればビジネススキルを磨く度にできる
  • 週明けを気分新たにスタートできるリフレッシュ

 

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