外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

アナタの常識を変える映画が全米ナンバー1

とりわけ映画好きとは言えない私ですが・・・度々当ブログで海外映画の話題を取り上げています。

 

いや、映画好きですよ!年間100本近く映画を鑑賞しています。

ただそのほとんどがフライト機内で観ていて、映画館にあまり足を運べていないので「映画好き」を公言するのがなんとなくはばかられるというわけです・・・(笑)

 

ビジネスパーソンであれば、映画特にハリウッド映画のヒット作品は「市場調査」の視点でしっかりチェックしておくことをお薦めしています。

 

世界の動きは映画をチェックせよ

当然基本的に「エンターテインメント=娯楽」なわけですから、楽しみながら見識を広げるという意味では旅行に通じるところがあります。

 

ハリウッド映画に限らず外国作品を観ることは、旅に例えるなら海外旅行です。

特にヒットする映画はその時代を反映するものであるとするなら、継続的にヒット映画に触れることで社会の価値観の変化を感じ取ることができるのです。

 

ということで今までも「映画ネタ」は度々取り上げてきました。

 

bermuda2006.hatenadiary.jp

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新作映画「クレイジー・リッチ」に注目

今回まだ観てはいないのですが、ニュースで気になる映画をみつけました。

8月第3週の全米映画興行収入で「クレイジー・リッチ」なる作品が全米1位になったそうなのです。新作のハリウッド映画…という程度にしか注目していなかったのですが、そのちょっと変わった映画の特徴をみて目が留まりました…。

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まずその原題「Crazy Rich Asians」日本語のタイトルに「Asians(アジア人たち)」というのが原題の一部になっています。

実はそのはず、この映画 ワーナー・ブラザース制作という100%ハリウッド映画であるにもかかわらず主要キャストはほぼアジア系!そんな映画が全米ナンバー1とっちゃった!ということでこの異例ぶりが世界的な話題になっているようなのです。

www.bloomberg.co.jp

 

正直ハリウッドの多様性もここまできたか…という気はしますが、実は今までも米国の映画やTVドラマでは既にアジア系のキャラクターはフツーに登場する存在になっています。アフリカ系、ヒスパニック系に続いて、端役のどこかにアジア系が必ずいるようになっていました。そしてアジア系と言っても広く、中国、インド、韓国、日本など…更に多様化しているのが現状でした。

そして今回の映画はシンガポールだそうです…。

実際キャストも「アジア系・アジア人」のなかで、マレーシア人のミシェル・ヨーや、日本生まれのミズノ・ソノヤ(La La Landに出演してましたね)等、米国人がイメージしやすい中国系だけではなくここでも多様性が表れています。

まだ観ていない作品ではありますが、是非チェックしてみたいと思います。

 

ダイバーシティ」の変化

 

いわゆる外資系企業において「ダイバーシティ」はもはや常識であり、最近になって女性や性的マイノリティ(LGBT)の雇用取組を始めたような会社は日本においても「遅い・ようやく」という印象が持たれるほどになっています。

 

ビジネスで、スポーツで、ダイバーシティを実現している組織が成果を上げている昨今においては当然の流れかと思います。

bermuda2006.hatenadiary.jp

 

この背景には「多様化する社会」がそもそもあったはずですが、組織が積極的にダイバーシティを推進した結果が更に「社会の多様化」を促しているというのは興味深いです。

トランプ大統領のポリシーや、Brixist 以降の欧州の移民政策の変化はありながらも、この流れは当分止まることはなさそうです。むしろ反動で推進が進んでいるようにさえみえます。

その中で日本はどこに向かうのでしょうか?そしてアナタは個人としてどう向き合いますか?

 

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