2020年東京オリンピック後の激震に備えよ
先日2020年という年は日本人にとっては来るオリンピックの年!
ですがそれは、キリのいい節目の年でもありますので、世界中の多くの人がその前後での変化・次の10年についての変化を語っています。
日本人にとって、東京という街が、日本という国がオリンピックの2020年前後でどう変化していくのか、その変化に併せてビジネスパーソンとしてどう自身を変化していかなければいけないのか・・・つい考えてしまいますよね。
2020年が節目の年であるなら、その先の読めない時代の変化に対して我々日本人ビジネスパーソンは何を目指していくべきなのでしょうか?そのヒントを「ダボス会議」から拾ってみました。
(画像:サントリーより)
世界の権威「ダボス会議」って何?
アナタがビジネスパーソンであればその名前くらいはご存知ではないでしょうか。
世界経済フォーラム(World Economic Forum)という経済を中心に世界中の権威が集まり、世界の経済的課題に取り組む団体のことです。
毎年1月にスイスのダボスで開催される年次総会がいわゆる「ダボス会議」なのです。
世界中から、米国大統領をはじめとする世界の政治のリーダー、世界的に有名な大企業の経営者、有力大学の教授陣等3000人が一堂に集い、主にその年や今後の世界経済やビジネスの動向を話し合う機会なのです。
世界のリーダーがたちがみる
今後必要とされるビジネススキル
そんなダボス会議で2016年発表された内容が未だに世界中のビジネスパーソンに影響を与えています。
当時2020年に必要とされるビジネススキルのトップ10を発表しているのです。
- 複雑な問題解決力(Complex Problem Solving)
- クリティカルシンキング(Critical Thinking)
- 創造力(Creativity)
- マネジメント力(People Management)
- 他者との調整力(Coordinating with Others)
- 情緒的知性(Emotional Intelligence)
- 決断力(Judgement and Decision Making)
- サービス能力(Service Orientation)
- 交渉力(Negotiation)
- 柔軟性(Cognitive Flexibility)
日本人にとっては感覚的に理解し難いものもありますが、少なくとも世界のリーダーたちや向上をめざすビジネスパーソンたちは意識しているのです。
2020年以降生き残るためにアナタは?
上記10のスキルセットをみてどう思われましたでしょうか?
日本人にとっては感覚的に理解が難しいものもあると思いますが、世界的なビジネストレンドを形成している要素であることは間違いないでしょう。もしアナタが世界で活躍するビジネスパーソンになりたいのであれば、無視できない10のスキルだと言えるのです。
しかし中には日本人にとっては有利というか、日本人が海外のビジネスパーソンと比較しても優位なものがあるはずです。それらを更に協力に磨き上げるというのもいいでしょう。
または世界で戦うのに不利にならないように必要なスキルを学ぶことも必要かもしれません。いずれにせよこの10のポイントは意識しておいて損にはならないはずです。
因みに上記トップ10リストの中から、日本人が最も苦手かつ重要性が高いと考えているのは「交渉力」です。これは世界中のビジネスパーソンとの仕事、日本人のビジネスパーソンの動きを観察していて普段から強く感じるところです。
交渉術の向上というのは一番意識してもいいかもしれません。