外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

誰から何を学ぶ!? (タイのタクシードライバーが今日一番の先生でした)

またまたタイに来ていますこの日曜日。

今年は週末をタイで過ごすことが多くなっています。

日本から週末ステイでも気軽に来られる距離ですし、フライトの数も多く、観光インフラが整っているので来やすい気がします。特にバンコクの街中ではなくビーチリゾートであまり外出もせずホテルでゆっくり過ごす週末もいいものです。

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今週末改めて大事なことを思い出す機会がありました。

そのことをタイのタクシードライバーから教わったのです。

 

それはこちらのブログでも何度か強調させてい頂いている

  • 比較すべき対象を持つ 
  • 自分を客観的に見る視点を持つ
  • 誰からも謙虚に学ぶ

 

さて今回バンコクからホアヒンには電車で来ましたが、空港からバンコクの駅まではタクシーを利用しました。

普段バンコクでは移動にGrab(かつてはUBER)を利用するのですが、ホテルが気を利かせて手配してくれたので、久々にタクシーに乗りました。

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誰から学ぶのか

 そのドライバーが、40代でしょうか、非常にインテリな方でした。

海外生活経験は無いそうですが、英語が非常に堪能でした。ビジネスパーソンの中には英語がスムーズな方がたくさんいらっしゃいますが、バンコクのタクシー運転手で英語をそこまで流暢に話す方はそう多くはありません。観光客相手の英語を遥かに超えるレベルでした。むしろ、最初に彼のほうから「日本人なのに英語上手だね」と話しかけてくれたのでした(笑)。

 

そして空港からの30分ほどの時間いろいろな話をしました。例えば彼が話してくれた中には・・・

  • 中国アリババの進出によりタイのドリアン価格が過去最高値を更新
  • 両親の子供に対する態度の違いで、インド人の子供が欧州人の子供より早熟であること
  • タイで韓国車より日本車のほうが人気が高い本当の理由
  • 中国人の高齢者に比べて日本人の高齢者の英語のほうが上手な理由
  • 中国人のモチベーションがお金でなくなる時期の予測

どうでしょう?どれも興味深く楽しく聞かせてもらいました(笑)そういう考え方もあるのね…と(笑)全てのトピックについてじっくりここでご紹介したいくらいです。

 

失礼かもしれませんが、新興国タクシードライバーの方からなかなか聞けないような意見だと思います。他の職業からも聞けないかもしれません。例えば、UBERやGrabのドライバーの中には実は他の職業を持っている人がいたり(過去には宇宙飛行士の訓練生なんて人も)面白い人も中にはいますが、彼はほぼずーっとタクシードライバー一本でやってきている人とのことでした。

 

比較する視点が持てるか

彼の話題の中で特に面白いと思ったのが、観光客の行動の各国比較でした。彼は、英語というコミュニケーションと情報収集のための方法を持っていて、バンコクという世界中の観光客が集まる場所で毎日各国の人たちと会話を続けてきたことにより、その国の人たちの特徴を比較することで理解を深めたのだろうと思います。

 

私も毎年訪れる国を複数持つように心がけています。アナタもそうかもしれませんが、好きな街にはまると何度もそこばかりリピートしたくなる人がいますよね。その気持ちも分かりますが、例えば好きな街とそうでもない街を比較することで、何故その町が好きなのかより深く理解することが出来ます。

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客観的な視点に深みが増す

以前日本のことを理解するには日本の外に出て海外から日本を見ることをお奨めしました。

それはアナタ自身についても同じです。旅に出て非日常に身を置くことで、普段の忙しい日々に流されているうちに見失っていた自分自身を冷静に見ることが出来るのです。

そういった理由もあり、ビジネスパーソンの皆さんには、積極的に海外を旅することをお奨めしているわけですが、この客観的な視点をもつにも、やはり複数の比較対照があればより深みが増すのです。

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今日出会ったタイの面白いタクシードライバーのお話でした。

(明日もタイ滞在中の体験についてお話します)

 

外資系2.0 チャンネル:海外でやりがちな英語の間違い】

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