外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

ホームタウンをたずねる理由!

初対面の外国人とのアイスブレイクを

探すための「鉄板質問」として、

「出身地についてたずねる」

 

その「聞き方」がポイントで・・・定番の

Where are you from?

ではなく

Where is your home town?

「ホームタウン」はどこなのか訪ねる

 

これは私が心がけてよくやることです。

 

私自身の経験からこのほうがより効果が

あると実感しています。

 

なぜでしょうか?

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(写真:スパイダーマン・ホームカミング)

 

理由は実はたくさんあり・・・

・失礼にならない

・相手の情報があやふやでも使える

・より会話が盛上がる

 

例えばビジネスの相手であれば多少の

情報が得ているはずです。

アジアの国なのか、欧米なのか

米国人なのか、英国人なのか

 

相手が米国人だということは知っている

という場合、改めて

Where are you from?

と聞くのは失礼です。

 

またまったく初対面であってもイキナリ

Where are you from?

なんて・・・コイツ俺のこと何も知らない

調べてもないし気にしてもないというのが

見透かされてしまいます。

 

Home Townをたずねるということは・・・

アナタのことは知っている。

プロフィール情報が調べている

ただもっと仲良くなりたい

だからアナタのバックグラウンドをもっと

知りたいたけなのだ!

 

というニュアンスを暗に伝えることができます

 

また例えば欧米人であってもビジネスパーソン

であればアジア諸国に在住している人も多く

上海、香港、シンガポール等では欧米人が

たくさん駐在しています。

 

なかには数十年アジアに住んでいるという人

だってたくさんいるのです。

 

人によっては自分が生まれた場所ではなく、

長く住んでいたり、思い出の場所への思い入が

強いケースもあります。

 

出身地ではなく、ホームタウンという聞き方を

すれば、単なる地名ではなくその人の歴史を

聞き出すことが出来る可能性が高いのです。

より会話が盛上がるためのヒントを向こうから

喜んで提供してくれる・・・そんな聞き方です。

 

もちろんいろいろな聞き方がありワンパターンじゃ

なくて場面によっていろいろな聞き方をします。

今回のポイントは教科書に出ている定番フレーズ

だけではなく相手が話しやすくなるような、

会話に工夫が必要だと言いたいのです。

 

これが英会話力ではなくコミュニケーション力

ということにつながると思っています。

 

さてさらにここからがもっと大事です。

相手が気持ちよく自分のホームタウンを教えて

くれました。その後の反応は?

当然これによってその後の会話の盛上がり方が

変わってきます。

(明日に続く)