外資系2.0という生き方

世界に貢献できる日本人ビジネスパーソンのつくりかた

嫌がられる「おもてなし」のおしつけ

日本人のおもてなしは素晴らしく世界一だ

なんて外国人の声が誇らしく紹介されます。

(日本人によって、笑)

 

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(写真:Youtube等より)

 

しかしひとくちに外国人と言っても世界は

広く国や文化は様々です。なかには

細やかなおもてなしがむしろ通じない

可能性もあるのです。

 

外国人のクライアントと和食の会食でも、

繊細な料理があまりウケなかったことも…。

 

・季節の野菜ならではの若い苦味が苦手

・酢飯を使った料理が「冷めたご飯」に思われる

・味は美味しいがボリュームが不足

 

本当に繊細で塩をちょっと振るだけでそれは

美味しい天ぷらなのに、目の前でソースを

ドボドボかけられたことがあります(涙)

 

田舎モノの外国人めと切り捨てるのは簡単です。

ですが大事なお客様だったらどうでしょうか?

 

ある程度海外になれソフィスティケイトされた人

でも好みの問題がある場合があり、また文化

背景の違いから、人前で靴を脱ぐ、床に座る

ということに抵抗を感じる人もいます。

 

もちろん日本のおもてなしは素晴らしいです。

個人的にそう思っています。

感動するサービスを受けた経験もあります。

 

ただし典型的なおもてなしは外国人にとっては

「好きな人にはウケる」程度かもしれない。

それを無理におしつけてもよい結果になりません。

 

日本人の得意な相手に気を遣うことができる。

ここに集中していればいいと思います。

充分相手に伝わり感謝されるはずです。

 

間違えても上から目線でおしつけるおもてなし

は避けたいところです。