今最も熱い国:アゼルバイジャンに行くことになりました…
なかなか耳慣れない国「アゼルバイジャン」実は我々日本人が今最も気にしておかないといけない国でした!
今回初めてアゼルバイジャンを訪れることになったので調べていると…本当に驚きの連続でした。
アゼルバイジャン…行ってみて自分の目で見ておかないといけない国でした!
アゼルバイジャンとの出会い
4月にアゼルバイジャンに行くことになりました。
まぁ例のスポーツイベントをフォローするためなんですが…ってもちろんF1グランプリですね。
そうなんです!アゼルバイジャンというちょっと聞きなれない、それどこ?っていう国は実はF1グランプリを開催しているほどの国なんですね。
今回一緒に渡航する、お連れしないといけない方があまり海外慣れしていないということで、これはしっかり事前に調べていかないと…ということで、興味を持って関連文書をまずは日本語になっているものから探して調べてみました。
調べてみるとなるほど・・・F1グランプリという運営に最もお金がかかると言われるスポーツを開催できるほどの国です。
それなりの経済力を持った国で無いと実現が難しいはずと思っていましたが、アゼルバイジャンがF1グランプリを初開催した2016年から4年連続の開催が可能なほどに勢いのある国!それがアゼルバイジャンだったのです!
アゼルバイジャンという国
もちろんモータースポーツだけではありませんでした。
ざっとまとめたところでもこんな点が印象に残ります。
- 豊富な天然資源による経済発展
- 魅力的な観光資源で観光客急増中
- 第二のドバイと言われるほど世界的なプレゼンスも向上中
- 長い歴史と伝統を持った国
- 実は超親日国…!?
特に、最後の「超がつく親日国」というのは…気になりますね。アゼルバイジャンを訪れ、現地の人と交流する機会があればどんな会話になるのでしょうか。
次回これらの詳細をみていきたいと思います。
アゼルバイジャン…要チェックです!
【外資系2.0 MITの学生から学ぶこと】
日本人ビジネスパーソンの今年の必須科目!今から準備をはじめる「ラグビー・ワールドカップ」
グローバルに活躍したいビジネスパーソンにとって、外国人との会話・雑談はとっても大事ですね。
拙書「外資系エグゼクティブ最強の仕事術」や過去のブログ記事でも、外国人ビジネスパーソンとの打ち解け方についてはご紹介してきました。
ここからおよそ1年間、外国人と否が応でも盛り上がる話題といえば「ラグビーのワールドカップ」です!これはフォローしておいて損はありません。
現時点でラグビーにそこまで興味が無く、あまり知らないという皆さん(私を含め)ちょっと興味を持って準備しておくだけで、ビジネスに良い影響がでるかもしれませんよ~。いえ、もっと言えば今後ビジネスで外国人と接する可能性のある人は、興味あろうが無かろうがフォローしておくだけで全然違う・・・そんなカンジがあります。
スポーツの話題は「鉄板」
多くの場合効果的な話題がスポーツということになります。自分の国(つまり日本)と会話しているお相手の国とスポーツを連想し、話題に絡めていくだけで充実して盛り上がる会話にもっていける可能性が高いのです!
例えば、先週オーストラリアの人と会話しました・・・ オーストラリア x 日本 x スポーツ = 大坂なおみ選手!
先日全豪オープンのメルボルンで大活躍した大坂選手のことが話題になりました。
その他にも、東南アジア=バトミントン、中国=卓球、米国=野球、ヨーロッパであれば主要国のほとんどで日本人選手が現地リーグで活躍しています。もちろん日本人選手にフォーカスを当てるだけでなく、その国の有名選手は自国の国民的ヒーローであることがほとんどなので、気軽にふれる話題になることは間違いないでしょう。
実は今外国人ビジネスパーソンとのスポーツの話題といえばこれです!
(朝日新聞サイトより)
特にヨーロッパ、アフリカ、太平洋地域の人たちは皆日本に来たがっています。本当に無理矢理出張を入れたり、何かと理由をつけて日本に来ようとしています(笑)それくらい皆さん熱心なんですね~。
日本でももっともっと盛り上がってきます。いやメディアが盛上げるでしょう。これから秋にかけて、日本のメディアが取り上げるようになってきますので、皆さんスポーツやラグビー自体に興味が無くても、否が応でも頻繁に耳にするようになってきます。
サッカーなんかでもそうですが、どうせならこの盛り上がりにしっかり乗っかって、日本を訪れる外国人の皆さんと楽しんじゃいませんか!
スポーツが苦手な人の楽しみ方
まぁ私自身とあるスポーツ業界でお手伝いしていながら、そこまでスポーツ全般は得意ではないのですが・・・、実際外国人でも、スポーツ嫌いでスポーツの話題はやめてちょうだい!という人が居ないわけではないですが(特にヨーロッパや中東の女性ビジネスパーソンに時々みかけます。ご主人や彼氏が自分以上にスポーツに熱狂することが理由だとか・・・)それでもやはり少数派で、世界中多くの人がスポーツ好きだと仮定してもいいと思います。
スポーツについて会話するのが苦手だというアナタ・・・身体を動かすことは楽しいですし、観戦する立場であればエンターテイメントですので、是非食わず嫌いにならず身近なスポーツを体験してみることをお薦めします。
今ならまだ間に合う「ラグビーの基礎知識」の勉強法
実は私も既に何試合かチケットを抑えています。日本代表戦では無いのですが、世界の強豪の試合を体験する良い機会だと思って楽しみにしています。
つまりまずは「参加を決断すること」つまりチケットを購入してみましょう。お金を出してチケットを買う、つまり先行投資をしてしまったからには、しっかりモトを取るために最大限楽しむことを考えてみましょう。
ラグビーとは?観戦のポイントとは?どうすれば一番楽しい体験に変えられるのか?調べれば調べるほどどんどん楽しくなりワクワク感が増してきますよ~
ラグビーワールドカップの日本開催は今世紀最初で最後の機会かもしれません。翌年のオリンピックみたいなものです。せっかくなら、遠くから眺める立場から、一緒に盛上げる立場に変えてみませんか?
【外国人に負けない「交渉術」】
日本はPayPay現象で追いつけるか!? 中国の電子マネー事情
先日中国の地方都市「泉州市」を訪れてきたとご報告しました。
今まで知らなかったのですが、本当に魅力溢れる街でした!
ここでは街の魅力意外にも、今の中国をしっかり感じてきましたよ。
中国のキャッシュレス化社会はもやは常識
既に3-4年前あたりから、電子マネーによるスマホ決済が常識化している中国の都市部の現状は繰返しお伝えしてきました。
そうなんです…もうホントに現金どころかクレジットカードですらちょっとダサい雰囲気が漂うほど皆スマホで決済しています。
これは数年前からであって、最近の話ではありません。
これは、今政府により電子決済・キャッシュレス社会化が急速に推進されている日本よりかなり先を行っている印象でした。
地方都市ににも充分波及・普及している
そしてこのキャッシュレス化は今や大都市だけでは無いのです。
今回本当に予定外にふら~っと訪れ滞在することになった中国の地方都市「泉州市」
前回のレポートのとおり、今までこんな素敵な街が紹介されなかったのが意外に思うほど、シルクロード時代の影響が残るレトロな町並みが印象的な街でした。
中国でのキャッシュレス社会・電子決済を象徴する2大ブランドはアリババの「Ali Pay」とWeChatの「WeChat Pay」なわけですが、この2つの決済手段はこの地方都市でも健在でした。
キャッシュレスこんなところでも…
西街と呼ばれる、あえて無理矢理例えるなら「中国地方都市の原宿(多少無理がありますが)」比較的若者が多く、半ば歩行者天国かしており(時々クルマ通りますが・・・笑)通りの両脇にはテイクアウトフードや、カジュアルレストランが並んでいました。
ここでは、ホントに屋台があり、通りの端には串焼きの屋台が出ていました。屋台とは言っても、本当に串肉を焼くための簡単な調理設備しかありません。おじさんがひとりで調理と接客、集金を全て行うのですが・・・じっさいおじさんは集金・課金業務を行っていない、発生していないようでした。
串が沢山焼かれている調理具の傍に「QRコード」が提示してあり、客は注文と同時にスマホをかざしてこれで支払を済ませるのです。シャリーンと音がして課金が完了するのを耳で確認しているせいか、おじさんはわざわざ決済の確認などしません。ひたすらに串を焼き注文の本数客に手渡しているのです。
私は・・・というと、ポケットの小銭を消費したいこともあり、現金で支払ました。おじさん久々の現金決済のせいか、お釣りを私に渡してくれるのに少々手間取っているようでその間に私の後ろにはちょっとした列が・・・おじさん!ごめんね、普段あまりない現金決済業務を発生させてしまって!
このように中国ではスマホ決済が出来ないと、なんだか周囲に迷惑をかけているようです。
考えてみてください、都市部の駅の改札でもし電子カードではなく紙の切符を挿入するのに手間取って人の流れを少し停めてしまうと・・・なんだか申し訳ない気がしますよね。なんとなく、交通系電子カードを持っていない使いこなせていないだけで社会のスムーズな運営を鈍らせてしまっているような・・・そんな気まずさがあります(ありますか?)
中国でスマホ決済ができないということは似たような感覚なのです。
例えば、中国のテイクアウト専門店や屋台では、列がきっちりと形成されないこともあり、そのゆる~い列では気を抜くと先を越されます。自分としては並んでいるつもりでも、斜め後ろからスマホを持った手がすーっと伸びてきてQRコードでシャリーン決済!通常決済と同時に注文受付というカンジのようで、屋台のおじさんもその順番にフードを手渡してくれます。恐らく私の後ろの人は、列を飛ばそうとした意図は無く、私も同様にスマホで決済を終えたもんだと思っていたのではと感じました。まさか私が手に小銭を握りしめて待っているなど想像もしなかったのでは・・・(笑)
つまり、中国ではスマホ決済が出来ないと、どんどん先を越されてなかなか注文に至らないケースがあるということですね。
本当にそのへんにゴザ引いて商品を並べてるような移動式店舗(笑)でさえ、QRコードは掲示されています。
そして店舗だけではなく様々な無人サービスも支払はキャッシュレスです。
例えばシェアサイクル。中国では地方都市でもかなりの街でこれらのサービスをみかけますが、当然無人のサービスですので、何らかの決済手段が必要です。
日本でも一部のカフェ等が「完全キャッシュレス」化に踏み切ったりしています。楽天グループでは傘下のスポーツチームのスタジアムを完全キャッシュレスにしようとしています。駅などの交通系がカードが一般化している世の中では、電子決済できないといけなくなっているのでしょう。ユーザー側が自らを社会に対応させなければいけないということなんでしょう。
1週間でスペイン7都市を巡る「ピンチョス旅」【完結編】 :旅の学びは次回の旅につながる
世界遺産の数で世界トップクラスのスペイン!
2018年のクリスマスシーズンに、1週間でスペイン7都市を巡る旅をしてきました。飛行機に乗れば乗るほどお得になり、新幹線並みの値段でスペイン往復+国内便10本という、毎日マドリード空港と地方都市の往復というちょっと普通じゃないこの旅程。
全10回でお届けしたスペイン料理のピンチョスをつまみ食いするような美味しい旅のレポートでした~!
ということで遂に最後の7都市めがマドリードとなり、夕方以降の短い滞在で1泊して翌日帰国の途につきました。
今回のスペイン旅は、ビジネスパーソンとしての視野を広げるべく、そして、多様性を誇るこのスペインという国の多様性を短期間ででも出来るだけ楽しむことをテーマに組み立てました。ゆっくりじっくり一箇所に留まる旅もいいのですが、とにかく広くいろいろ見て回る旅というのもアリなのでは無いでしょうか。
その甲斐あって、今回も短い滞在ながら本当にいろいろ体験できました。
最後に今回の「1週間で7都市を巡った」スペイン旅を振り返り、私が得たヒントを皆さんとシェアしたいと思います。
- フライト予約「スペイン往復航空券+スペイン国内便10本」が合計で数万円というお得なチケットをゲット
- お得の代償として?航空会社とバトル!
- 充実の旅のハブ拠点:マドリード航空VIPラウンジ活用法
- やはり起こった旅のトラブル!
- 実はビジネス的にも世界に注目されているスペインの現状確認
- 慌ただしくも充実の旅から得たもの
お得な予約の秘密:英語での情報収集と常にスタンバイする姿勢
今回スペインに行こうと思った理由があります。2018年は仕事で何度もバルセロナを訪れていますし、なぜ休暇でまでスペイン?なぜ1週間でスペイン国内フライト10本も乗るような慌ただしい旅に?
スペインは以前住んでいたこともあるほど好きですし、魅力的な国で何度も行きたい場所ではあるのですが…今回についてはこちらがきっかけになっていました!
イベリア航空夏のキャンペーン!この情報をキャッチしたからです!
旅行会社や航空会社は時々驚くようなお得なセールがあります。これらの情報をいかに早くキャッチできるかで一気に旅がお得に快適になります。
例えば2019年の正月、旅好き・飛行機好き・マイル好きに衝撃のニュースが走りました!キャセイ航空のファーストクラスが7万円程度の爆安で売られた!というものでした。NHK等のニュースとしても報道され、記憶に新しいですよね。これは結局エラーチケットであり、キャセイ側もエンドースしたことで大幅にお得な案件になったわけですが、こんなこと意外にも結構あることなんです。
2018年イベリア航空の夏のプロモーションも実は結構話題になっていたのです。
スペイン国内線1フライトで9000マイルが付与されるという信じ難い太っ腹なプロモーションに世界中の旅好きが殺到していました。日本でも耳の早い人達が話題にして日本語のブログでも少し取り上げられたりしていて参加された方もいらっしゃったようですが、あくまで一部の人。私は英語のサイトでいちはやく情報を得ており、また夏時点で年末の予定を組み始めていたところでしたので、素早く反応出来て日本~スペイン往復と、スペイン国内便10本を結局数万円でゲットしたことになります。
ホテルも貯まっていたポイントを使用したためほとんど費用がかかりませんでした。
このお得な案件に参加できたのは、普段から英語での情報収集網を張っておいたことと、半年以上先の計画のための準備をしていたからだと思っています。自然に情報が入ってくる仕組みづくりの大事さは、現在完成間近の「ビジネスパーソンのための旅行術本」にも詳しく紹介いたしますのでお楽しみに。
美味しい話の代償:航空会社とバトルが出来る交渉力
しかし!美味しい話には何かある・・・そんなこともありますよね(笑)
このイベリア航空のお得なプロモーションの案件は世界中の旅行好きの話題となり、多くの人が殺到したようで、イベリア航空の対応が間に合ってないようでした。ただでさえカスタマーサービスに不安があるとされている航空会社です(笑…失礼!)。実は私も相当苦労しました。
というのが航空会社側の手違いで、付与されるはずのボーナスマイルがなかったり、予約の名前が間違えていたりしたいたのです。修正依頼をしたくても、日本のコールセンターでは対応できず、英国やスペインに何度も何度も電話する羽目になりました。
そしてほとんどきちんと対応をしようともしない担当者も多く、英語やスペイン語を駆使して相手を説得するのは大変でした。
美味しい話は世の中に転がっていますが、世界での美味しい話に乗るのであれば、最後まで完結できるだけの語学力や交渉力が必要になってくるのでしょう。そして外国人相手の交渉は日本人同士とは全く異なるマインドセットで進めないといけません。電話やメールで対応する気の無い相手をいかに動かすかは改めて勉強になりました。
快適な旅の秘密:上級会員ステータス・VIPラウンジを最大限活用
今回は本当に変わった日程で、1週間でスペイン7都市を巡るわけですから日々移動の連続でした。しかも毎日一旦マドリードに立ち寄ることになります。マドリード空港は、スペインの国内ハブ空港だからですね。正に毎日マドリード空港に通いつめることになります(汗)
さすがにスペイン一番のハブ空港ですので設備は充実しています。特にスペインのフラッグシップ・イベリア航空の地元拠点ということで空港ラウンジの充実ぶりは特筆ものです。いや~ホント毎日お世話になりました。
マドリード空港のラウンジに加え、地方空港のVIPラウンジも活用させて頂いたのですが、先ずは旅の楽しみのひとつである食事の充実ぶりがすごかったですね。
生ハム、スペインオムレツ、イベリコ豚、ボカディージョ、アルモンディガスなどスペインの名物料理はほとんどラウンジでもいただくことができました。また、ワイン、シェリー、地ビール等のドリンク類も充実しており、無料でこんなにいただいていいのかと少し不安になるほど(笑)のもてなしぶりの対応を頂きました!
さて、航空会社のVIPラウンジを使い倒す。甘えまくる(笑)ことで、このちょっときつめの日程も快適にストレスなく過ごすことができました。
このVIP扱いですが、これはイベリア航空の所属するワンワールド・アライアンスグループの最上級会員であったことがポイントになります。この上級会員ステータスにより、イベリア航空からも上級会員としてのVIP待遇を受けることができたのです。チェックイン、セキュリティチェック、優先搭乗も含めてとにかく全てスムーズでストレスなく旅をすることが出来ます。私はJALのダイヤモンド会員=ワンワールド・エメラルド(最上級)会員ですが、今回上級会員ステータスの価値を改めて感じました。
これは対応が優遇されるだけでなく、海外のトラブル対策にも役立ちます。なんと今回とある理由で事前チェックインができず、久々にオーバーブッキングに巻き込まれたのです!普段は事前にオンラインチェックイン等オーバーブッキング対策はバッチリなのですが、今回さすがに毎日搭乗していてついつい…そのせいで危うくフライトに乗れないかもという事態になりました!それでもワンワールド・エメラルド会員ということで一番先に対応してくれ事なきを得ました。
やはり航空会社の上級会員ステータスを得ておくことで旅が格段に快適になり、リスクから身を守ってくれるのです。
それでもやっぱり起こった旅のトラブル!
今回は出発前からさんざんイベリア航空とやりあっていたし、先行きにあやしいものを感じていたのですが、前半は思った以上にスムーズで何のトラブルもなく進んでいました…。それでもやっぱり発生しましたね旅のトラブル!
特にレンタカーで海外の郊外の街を運転していて、車のトラブルで動けなくなる…。このトラブルはヒヤッとしますよね。実際私もかなり肝を冷やしましたが、がんばって冷静さを保って無事に解決することができました。
拙書「外資系エグゼクティブ最強の仕事術」や、当ブログでも繰り返しお伝えしていますが、無事に帰宅できることを前提に旅のトラブルは経験すればするほどアナタを成長させてくれます!ちょっとしたトラブルなら楽しむ。少しくらいしんどいトラブルでも是非乗り越えてアナタ自身の体験・経験にしていまいましょう。
充実の旅から得たもの
さてお伝えしてきましたように、今回の旅は本当に短期間で多くの街を見る旅となりました。
当然少し慌ただしいところはあります。ただ(慣れてるせいもあってか)決して駆け足で見て回ったという印象では全く無いのです。短いながらもしっかりポイントを抑え、街ごとに世界遺産と地元グルメを堪能したうえで次の都市に移動する…。ひとところにとどまらないので、反対に街と街の比較もできて、むしろ同じ場所にじっくり留まっていてもみられない街の魅力を全ての街でみつけることができたのでは無いでしょうか?
私の著書やこのブログの読者の皆さんは私と同様どんどん海外に気軽に出られるようになっていただきたいと思っています。日常の一部に旅が組み込まれると、海外旅行も決して大げさななものではなくなってきます。年に一回だけ行くように、構えなくても、気軽に旅立つことができるようになります。
今回のようなダイジェスト旅でお気に入りの街を見つけた後で、次回はじっくりひと都市に滞在でもいいのです。
今までと発想を変えて旅に出てみるのも楽しいかもしれませんよ~。
高級レストランでゆっくりと座ってコース料理がひと皿づつ運ばれていくのを、料理毎にワインを変えて前菜からデザートワインまで時間をかけて楽しむ優雅な食事を楽しめる。
そんな一方で、バルのカウンターに並ぶカラフルなピンチョスたちを思うがままにつまんで口にほおばってサングリアで流し込む…そんな気軽な食事もまた楽しいですよね。
スペインという国の多様性と包容力をまず感じ取るためには「ピンチョス旅」おすすめです!
イベリア航空さん、またやらないかな~プロモーション!あんな太っ腹なのであればコールセンターの対応がダメダメでも文句言いません(笑)
世界で注目されているスペインは定点観測の対象
そしてバルセロナやマドリードの記事でお伝えしてきましたように、今実はヨーロッパの中でも人が流入し国際化の波が加速していることで注目を浴びているのもスペインなのです!今後ビジネスパーソンとしてはスペインは目が離せず、定点観測の対象となるでしょう。私は当面少なくとも毎年一度は訪れるようにしなければならない国だと思っています(詳細はこちらで↓↓)
【外資系2.0 スペインが注目されている驚きの理由】
日本人が知らない中国の大都市「泉州」で驚くべき日本の姿をみた!
さて2019年に入り3週間ですが、既に4~5か国訪問しています。
MIT等を訪問した米国から帰ってそのままシンガポール等の東南アジア~からの~中国に来ています。
今回は中国でちょっと驚くことがありましたのでお伝えします。
2019年に訪れたい場所ランキング急上昇!? 中国の泉州市は要チェック!
そうなんです、イキナリ答えを言っちゃってますが(開き直ってタイトル変更。笑)、今回訪れているのが「泉州市」です。
香港からここ泉州市に入ったのですが・・・実は当初泉州を訪れるのは全く予定にありませんでした。事故みたいに(笑)たまたま来ることになったのです!
今回本当に用事があったのは厦門(アモイ)市でしたが、ちょうどよいフライトが満席で他のフライト時間とどうも合わず、迷っている間にもうひとつ隣の空港からも行けるということに気づきました。それが「泉州晋江空港」だったのです。ここからバスで厦門までいけると気付きました。
そしてせっかく泉州空港にいるということで泉州市自体にも行ってみることにしました(結局そんなことやってるから予定が更に変わってくる…笑)
なぜ誰も知らない!?「泉州市」
中国の泉州と聞いてピンとくる方、イメージできる方、どれくらいいらっしゃいますでしょうか?
正直私は全くピンとこなかったので、空港から街の行き方からどんな名所があるのか等ちらっと調べてみたのですが、どうもあまり情報がみあたりません。Trip Advisorでお薦め観光スポットは出ますが、私はあまり信頼していないので(笑)日本語の情報となるとほとんど無いんですね。
日本の関西に「泉州地方」というのがあり、関西空港等を含む大阪南部のことを指すのですが、ほとんどそっちのほうの情報しか検索されてませんでした(笑)
今回はあまり時間も無く結局情報をほとんど収集せずに現地入りしました。
普段からこちらのブログで海外渡航の際にはリスクマネジメントのため情報収集が必要ですとお伝えしています。完成近い次の書籍「ビジネスパーソンのための旅行術」の書籍でも強調しているというのに・・・自分ができてないなんて(笑)ええ私は旅慣れていますから(笑)
というカンジで結局ほとんど何も調べないまま現地入りしました~。悪い例です(笑)
なんと魅力溢れる泉州市!
街を歩いてみて早速驚きました!なんというか街に独特の雰囲気があるのです!中国のいち地方都市ではない何かがここにはあるそう直感しました!
まずは近代ヨーロッパ風の建物群です!そうです日本ですと神戸や横浜でみられるようなモダン建築が立ち並んでいるではありませんか。全く期待していなかった流れであり、散歩していてワクワクしてきました。
もちろん地域によっては古き良き時代の中国をイメージさせてくれるようなエリアがあったり、イスラム文化の影響がみられる建築の寺があったり、古い教会があったり・・・。本当に中心部を散歩して建物を眺めながら歩いているだけでも飽きない、そんな街だったのです。
途中繁華街もとおりましたが、ソウルや台湾のような若者たちが食べ歩きするような手軽に食べられるストリートフードの屋台や小さな店舗が立ち並らぶエリアもありそれはそれで楽しかったです。
しかし建物が概してレトロであり、伝統的な中国文化以外の多様化された文化の影響もみられます・・・泉州市の歴史的背景に俄然興味が沸きました!
聞いて納得!シルクロードの拠点!
調べてみてまず飛び込んできたキーワードが「海上貿易」です。
シルクロード貿易が繁栄していた時代の重要貿易拠点のひとつだったそうで、マルコポーロが実際に訪れて東方見聞録に街の繁栄を記していますし、それ以前にアラビアンナイトでも街の存在が認識されているということなのです。つまりアラブ世界にも名の届く繁栄ぶりだったんですね~それでイスラム様式の建物もみられたということでしょうか。
明朝の時代になって厦門等の他の都市に徐々に貿易拠点が移行していったそうですが、それまでは繁栄を誇っていたということなんですね~。現在中国の主要都市としてあまり名前が挙げられることが少ないのですが、人口800万人を誇るそれなりの規模の都市なんですね~。市は2020年までにDGP1兆元都市を目指しているようです。
つまり日本で知名度や注目度が高くないことで無視していいほど小さな規模の都市では無かったのですね。
やっぱり中国は広く懐が深い国だな~と改めて思いました。
定期的に訪れたい国それが中国!
著書「外資系エグゼクティブ最強の仕事術」や当ブログでお伝えしていますが、海外にどんどん出て知見を広げましょう。海外旅行は年に一度気合い入れていくものではなく、実は気軽~に行けるものだと認識を改めましょう。そして海外旅行に対しての心理的ハードルが下がったら、世界で重要とされる場所・アナタにとって大切な場所を定期的に訪れてその変化を定点観測しましょう・・・というのが私からのメッセージです(笑)
今政治・経済の分野で地球を引っ張っているのは間違いなく米国と中国です。もし定点観測の場選びに迷ったらこの2つの国をどちらも毎年訪れるようにすればいいのです(笑)
中国は特に近いのである意味訪れやすいと言えます。別の意味ではちょっとハードルの高さもありますが(笑)
泉州は日本の主要空港からであれば週末でも滞在できます。そうなんです、その気になれば次の週末にも行けるのです!
次回は今回の中国訪問で気が付いた「中国の今」をお届けします。お見逃しなく!
グローバルビジネスパーソンのロールモデル:経営者「東賢太郎」氏の言葉~ラジオ出演してきました(4)
昨年末放送400回を超える長寿ラジオ番組「かわさきエフエム:はっぴーとーく」に出演させていただきたとき、番組司会者であり著名経営者である「東賢太郎(あずま・けんたろう)」さんをご紹介させていただいていました。
東さんの魅力溢れるお人柄、そして考え方とライフスタイルは、グローバルな活躍をめざす我々日本人ビジネスパーソンがすぐにでも取り入れたいと思う数々のヒントを得られるロールモデルであると思いました。
そして当ブログの記事をご本人にもご紹介しましたところ、大変有難い反応を頂きました。ついつい甘えて、以前お会いしたあとメールで頂いていた東さんのお言葉をこちらの記事でご紹介させていただくことをお願いしてみましたところ…ご了解いただきました。
東さんの経営者としての哲学と、男としての想いが詰まったこのお言葉を、本シリーズの最後に是非ご紹介したいと思います。
東さん、これからもどうぞ宜しくお願いします!
経営者:東賢太郎氏の言葉より
私は自分のビジネスに於いて「自分だけのビジネス」とは考えていない。
「一緒に活動する家族、スタッフ、そして顧客、全員の為になるビジネス」が基本姿勢である。
その為に「スケールの拡大が第一ではなく、規模は小さくても、皆が満足出来る状況の経営維持が大切」と考えている。顧客を騙したり、スタッフや家族に無理強いして利益を拡大しても、それは成功とは思わない。
男として、経営者として、家族と、店のスタッフ達、お客様も含めて、仲良く全員を幸せにすることが第一の役割であり、その結果として安定成長を実現させる。その実現が自分自身の満足と幸せに繋がると考えている。
当店はローカルな小さな駅前。しかし、道路から一歩奥の目立たない立地だから、フリー客はほどんど来ない。その中で、安定成長させる為には、初めての来店1回目で、店のファンにせねばならない。その初めての応対から、親しみを込めて即お客様の懐に飛び込んでコミュニケーションを取る。
それを成功させる為には、スタッフ全員のクオリティが重要。美容の知識、質の高い技術のみならず、一般教養全般の知識を店全体で向上させる教育を実施している。
それらを実現した上で、それ以上頑張って作り出した余裕(おつり)となる時間やお金は、自分の楽しみに使わせてもらっている。
脱サラで創業して40年。70歳となった現在は、戦略と全体のクオリティーコントロールに対しては主張も助言もするが、現場のディレクションや細かいオペレーションは皆に任せている。
ラジオは趣味の目的で始めたが、自分の視野を広げる事とボケ防止となっている。
結果として人脈が広がり、当店のお得意様に対しての店のロイヤリティーが高まり、新規客の獲得にも貢献している。規模は小さくとも、地域に密着したメディアを持つ事の大きな優位性を実感している。
経営者:東賢太郎氏から学ぶ「グローバルビジネスパーソンのつくりかた」~ラジオ出演してきました(3)
昨年末ラジオ番組に出演させていただいた時、本当に素敵な体験をさせていただいたのですが、特に印象的でしたのが番組MCであり著名経営者である「東賢太郎」さんの魅力に触れる機会があったこと!
今回はそんな東賢太郎氏の魅力を深く掘り下げます。私が感じた、我々日本人ビジネスパーソの成功・成長のヒントをお伝えしたいと思います。
東賢太郎さん、県知事賞を何度も受賞するほどの成功している経営者であり、400回近く著名人をゲストに放送している長寿番組の司会兼プロデューサーであるだけあって、人間的魅力に溢れた人でした。
甘いマスク、シブい声、カッコ良いファッションセンス!そしてビジネスだけでなく、世界旅行や災害地ボランティアなど、御年古希超えだというのが信じられないほどの行動力!ご自身が人生を楽しんでいらっしゃるだけでなく、周囲の人たちの幸せを優先するその姿勢は本当に憧れます。
そしてその考え方とライフスタイルは、グローバルな活躍をめざす我々日本人ビジネスパーソンがすぐにでも取り入れたいと思う数々のヒントを得られます。
東さんのご自身のビジネス活動は極めてローカルです。それにもかかわらず私は東さんに「グローバルな人間性」を垣間見ました。
東さんが大成功されている背景には、ビジネスはローカルでありながらもグローバルに通用する考え方やスキルが備わっているからではないかと拝見しました。
経営者:東賢太郎氏から学ぶ「グローバルビジネスパーソンのつくりかた」
ビジネスパーソンとして私より遥かに大先輩である東さんですが、嬉しいことに拙書「外資系エグゼクティブ最強の仕事術100」には共感したり納得したりすることが多いとおっしゃってくださっています。
本書で私が参考にさせて頂いた私の身近な外資系エグゼクティブ達と、東さんには共通する点が実際多いのです。
立場が大きく異なるにもかかわらず存在するその共通点、我々日本人ビジネスパーソの成功・成長のヒントがそこにあるに違いありません。
それらの共通点から、すぐにでも取り入れたい以下の3点をお伝えしますと…
- オープンマインド
- 常に刺激を受け続ける仕組み
- 情報発信とシェア
いずれもグローバルビジネスパーソンにとって大事にすべきポイントですが、どうやって身に着けるか、どのように実現実践していくのかは人それぞれかもしれません。東さんのお考えや行動はアナタにとって大いに参考になると思います。
(スペインのトレドをツーリングした時の一枚だそうです)
接する人に偏見を持たないオープンマインド
東さんと東京の飲食店でご一緒させて頂いたときのことです。
食事の後でトイレに立たれた東さん…少し時間かかっているかな?と心配しはじめたころ、お店の奥にその姿を確認しました。
そのお店にひとりで来ている外国人のお客さんと話していたのです。あとで聞けば、トイレから席に戻る途中ひとりで飲んでいる外国人の若者の姿が目に入り思わず声をかけた…のだそうです。
ああ…わかるなぁ~と思いました。
海外をひとり旅したことのある方には、現地で知り合った人と会話がはずみその街や人々の印象がまるで変ったという経験をされているのではないでしょうか。東さんに話しかけられたその外国人の青年は嬉しそうに東さんとの会話を楽しんでました。
(震災ボランティアの時のゲストハウスでの一コマだそうです)
見知らぬ人と会話がはずみ仲良くなれる東さんの語学力やコミュニケーション力もスゴイのですが、何より相手に偏見を持たずに気軽に接する姿勢が素晴らしいと思いました。
この姿勢はビジネススキルとしても重要です。インターネットにより世界がフラット化し国や地域の壁がなくなりつつある世の中に有効なだけではなく、ダイバーシティが叫ばれる社会を生き延びるのに重要なマインドセットだからです。ともすれば外国人というだけで少し構えてしまいがちな我々日本人にとっては特に大事なことだとではないでしょうか。
(震災ボランティアの様子だそうです)
東さんの場合、外国人だけではなく普段から世代や職業や趣味を超えて幅広い交流があるそうです。
お忙しい時間の合間を縫っては災害地ボランティアとして全国を訪れ、同じく全国から集まったボランティアの人たちと寝食を共にする…そんな生活を10年以上続けていらっしゃるそうです。
そしてやはり毎年行かれている海外旅行ではレンタルのバイクでツーリングしながら世界を回る際には、ゲストハウスに泊まりやはり世界中から集まった若者達と共に過ごすのだそうです。
中には50歳以上年下の若者と仲良くなったりするのだとか。普段の仕事では経営者として当然高級ホテルを利用されるのでしょうが、プライベートでは全く違うライフスタイル。これが東さんの人間としての幅や器をここまで大きくした背景だろうと深く納得しました。
拙書「外資系エグゼクティブ最強の仕事術」にも、私がかつて世話になった外国人上司が新しいことを年下の先生から学びたくて自分の息子より若い先生にサーフィンを習ったりしたエピソードをご紹介しました。本当に成功されている人格者は、歳が若いというだけで偏見を持ったりしないのです。人生の先輩として接しながらも、相手を尊重することで自身も学んでいらっしゃるのです。
我々もこの考え方と行動力を見習うべきです。まずは初めて接する人の国籍・年齢・性別等に偏見を持つことなく「オープンマインド」で話してみることから始めませんか?
ライフスタイルに「旅」を組み入れ、ひとつの場所に留まらない
東さんの人間的魅力のひとつは、オープンマインドに裏打ちされた誰に対しても気さくな姿勢だとお伝えしました。そしてそれは、災害地ボランティアや海外旅行等、仕事以外でもどんどん広がる人脈形成にもつながっているというお話でした。
私たちがもうひとつ東さんから学びたい点はこの行動力にあります。
古希超えのご年齢でいらっしゃっていながら(未だに信じられないですが)ボランティアや海外にフットワーク軽く出かけることが出来る行動力です。
特に海外旅行は毎年欠かさず行かれていて、先日も今年の夏スペインを中心に現地でバイクをレンタルして1か月程度ツーリングの旅をされたお話をしてくださいました。写真も拝見しましたが、ライダーファッションも本当にシブくて憧れます。更に来年のゴールデンウイークはアメリカに行かれるということもお話されていました。昨年の秋口にお会いして一緒に食事させて頂いた時のことですから、夏ごろには一年先の翌年の夏の計画を既に立てているということになります。
これも拙書でお伝えした、外資系エグゼクティブや海外の富裕層経営者が意識している共通点です。1年先の旅行の予定がいつも入っているという常に旅するライフスタイルです。
人間は遠くにいくことで進化した、これは遺伝子学上も正しいそうなのです。言い換えるとひとつの場所に留まりがちな人は自分を変える機会を失っている。冒険しない人間に進化は無いということです。
私がよくお伝えしている「強制的にでも定期的に旅に出る」「旅に出ることをライフスタイルに組み込む」そのことを自然に行っていらっしゃるのが東さんですね。
家に留まって検索から得た情報で満足しえいませんか?フットワーク軽く出かけてみることで新たな出会いと刺激があるかもしれませんよ。
(愛犬トノシちゃんと)
自分のメディアを持っていることの強さ
東さんはFM局にてご自分のラジオ番組を持っていらっしゃる、つまり自分の情報を発信できるメディアを持っているということです。
お話をお伺いしてみるとこの「自身のメディアを持つ」ということはかなり以前から意識されていたそうで、ある時このラジオ番組を作るということが実現したそうです。それ以来400回を超える放送を続けてこられている。
最近の若い方はあまりラジオを聴かないという人もいるかもしれませんね。
私はFM中心にラジオは未だに大好きです。学生時代はニューヨークのとある有力音楽系FM局でインターンシップの経験もあり、それがご縁で未だに日本国内とあるFM局にたまに出入りしていたりします。という意味では自分のラジオ番組を持つことにはある種の憧れがあり、東さんはそれを実現されているということで羨ましくも思いました。
この自分自身の情報発信チャンネルを持つということを是非お薦めしたいと思います。
マーケティングの観点から「ローカルFM局のラジオ番組」というメディアを選ばれたことに東さんのセンスを感じます。私の知人にはマーケティングの達人が多いのですが、彼らはメジャーメディアだけが情報発信のチャンネルでないことをいつも協調しています。自分のメッセージを届けたい相手に正しく届けることができるのが正しいチャンネルであるべきですので、相手や届けたいメッセージによっては未だにFAXやチラシのポスティングが有効なチャンネルであることもあるのです。
恐らく東さんにとって、ローカルラジオ番組というメディアはご自身のビジネスにとっては最適の情報発信チャンネルなのでしょう。
今やインターネット・SNSの普及により個人が手軽にメディアを持てるだけでなく、目的に応じて多数のチャンネルを持つことも容易い時代になってきました。届けたいメッセージが明確にある方は、是非マーケティングの観点から適切なメディアを選ばれることをお薦めしますが、SNSのアカウントくらい今や誰でも持っているわけですから、是非その有効活用法を考えてみることをお薦めします。
ヒントとしては、情報発信すること自体に意味があり価値があるということです。
よく情報は発信している側により多く集まってくると言います。自ら情報を発信することで様々な影響が周囲に波及し、最後には自分に返ってくるのです。
東さん曰く「ラジオ番組を続けることは宣伝広告以上の価値がある」とおっしゃいますが、その意味すごくよくわかります。東さんは、ラジオ番組以外にもお客様に宛てたニュースレターも定期発刊されています(この内容がまた興味深い)これらの情報発信というアウトプットのためには相当量のインプットが必要なはずです。ニュースレターのネタ探しのために自ら行動し、ラジオ番組のゲストを自ら探していらっしゃるのです。こうして行動が広がり、人脈が広がり、発信した情報が更にそれを広げる。
東さんは既に自らの価値を上げ続けるための仕組み・サイクルが出来ていると言えます。
もちろん大変だと思います。複数社を経営しながら、旅やボランティアに出かけ、毎週ラジオ番組のゲストを自らブッキングしているのです。それでいて顧客向けニュースレターの文面・内容は素晴らしく印象に残るものばかりで、ラジオ番組のゲストは様々な世界の一流の方ばかりなのです。
メディアを持つことで、むしろ情報発信しなければいけない仕組みを作る。一方で番組出演をきっかけに自分の好きな人に会いに行ける。相手にはメディアを通じた情報発信の場を提供し、感謝され、自身の人脈が広がると同時に、番組のファンに喜んでもらえて自身のビジネスの宣伝効果となって帰ってくる。実際に東さんのお店のお客様は地元の主婦層が大きいそうですので、話題提供は喜ばれる大きな価値を生むということのようです。
是非アナタもSNSでもいいので是非情報を発信するということを意識してみてください。
循環型のライフスタイルを確立させる
東賢太郎氏というひとりの経営者をモデルケースに、アナタもすぐにでも取り入れたいライフスタイル構築のヒントをお届けしました。
- オープンマインド
- 常に刺激を受け続ける仕組み
- 情報発信とシェア
ひとつひとつが大事ですぐにでも取り入れたいことばかりですが、東さんのケースでもおわかりのようにこれらの3つの要素はそれぞれ相互に影響しあっています。
オープンマインドを持っているから自然と人と会う行動をとり、それが情報発信のネタとなって更に人と会うことに価値が生まれる。東さんはそれらの行動のひとつひとつを自然に楽しみ、結果として多くの人に影響を与え感謝されているのです。
最終的にこの循環を生み出すため、アナタ自身のライフスタイルを充実させるため、これらをひとつでも始めてみませんか?
最後にこの度ラジオ出演のご機会と、この素晴らしい出会いをくださった東賢太郎さんに御礼を申し上げたいと思います。ヘッドこれからも宜しくお付き合いお願いします!